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出版社内容情報
医学領域において英語を適切に使用してコミュニケーションを図るためのコツ。〔内容〕インターネットでの情報検索/原著論文/生物医学雑誌への投稿に関する統一規定/抄録/症例報告,総説,書評/速報,編集長への手紙,ブリーフレポート
内容説明
本書は、最近の論文作成に欠かせないインターネットによる情報検索で始め、次に研究者にとっていちばん重要な原著論文の書き方の基本と、その際に使用されることが多いIMRAD(Introduction,Methods,Results,and Discussion)について触れました。基本的な方法論に加えて、どのように内容を整理・編成するかの具体例、適切な動詞の選び方や有用な英語表現についても説明をしてあります。さらに、生物医学関係の専門誌に原稿を投稿する際に、守らなくてはならない統一規定であるバンクーバー・スタイルに触れました。
目次
1 インターネットでの情報検索
2 原著論文
3 生物医学雑誌への投稿に関する統一規定(The Vancouver style)
4 抄録
5 症例報告、総説、書評
6 速報、編集長への手紙、ブリーフレポート
著者等紹介
ハリスン,ブライアン[ハリスン,ブライアン][Harrison,Brian]
英国生まれ。1974年ロンドン大学インペリアルカレッジ理学部化学科を優等で卒業。リーズ大学(英国)大学院修士課程修了(環境汚染管理)。その後来日し、国際基督教大学にて日本語を学ぶ。聖マリアンナ医科大学、早稲田大学、明治大学の各非常勤講師を経て、現在、中央大学総合政策学部助教授。また東京大学でも教えている。1990年よりBiomedical Thermologyの編集委員を務める。European Association of Science Editorsの会員としても活躍し、また平成7年度日本翻訳出版文化賞(日本翻訳家協会)を受賞している
バロン,J.P.[バロン,J.P.][Barron,J.Patrick]
英国生まれ。1969年ペンシルバニア大学卒業。同年、国際基督教大学大学院特別研修生として日本語を研究後、1975年ロンドン大学大学院東洋アフリカ研究学部にて博士課程修了。1980年聖マリアンナ医科大学助教授を経て、1991年から現在まで東京医科大学国際医学情報センター教授。10以上の国内外の医学雑誌における編集委員などをはじめ、世界気管支学会事務局長、国際外科学会日本支部、国際食道疾患学会の顧問や日本消化器病学会のEditorial Consultantとして活躍する。日本医学英語教育学会の発起人・理事、European Association of Science Editors、American Medical Writers Associationの会員。多数の医学書を英訳・編集し、日本翻訳出版文化賞を受賞するなど、医学界に幅広く貢献している
小林ひろみ[コバヤシヒロミ]
津田塾大学英文科卒業。ノースキャロライナ大学大学院創作科修士課程修了。三菱商事、クノップ出版社(ニューヨーク)勤務後教職に入り、津田塾大学、聖マリアンナ医科大学、東京医科大学の各非常勤講師、NHKTV上級英会話講師、日本社会事業大学教授等を経て、現在、文教大学国際学部教授。大学英語教育学会理事でもあり、英語教育に力を注いでいる
ハリスン英子[ハリスンエイコ]
国立音楽大学卒業。フリーランスにて翻訳・編集にたずさわる
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