出版社内容情報
呼吸器症状から予測される疾患各論へ進み，その診断技術，治療へと展開する４部構成。全編箇条書きで見やすく，臨床医が最新の知見を吸収し，診療にあたって随時利用できる指導書である。〔内容〕症候編／各論編／診断技術編／治療編
【目次】
1. 症候編
1.1 せ キ
1.2 痰
1.3 血痰・喀血
1.4 胸 痛
1.5 呼吸困難
1.6 チアノーゼ
1.7 異常呼吸
1.8 胸郭の変形・動き
1.9 打診の異常
1.10 呼吸音の異常
1.11 ばち状指
1.12 頚静脈怒張
1.13 Horner症候群
1.14 皮下気腫・縦隔気腫
1.15 浮 腫
1.16 非呼吸器徴候
1.17 救急処置を要する病態
1.18 呼吸不全
1.19 右心不全
1.20 医原性呼吸器障害
1.21 呼吸器疾患と加齢
1.22 呼吸器疾患と代謝
1.23 呼吸器疾患と免疫
1.24 呼吸器疾患とＸ線パターン
1.25 呼吸器疾患と肺機能障害のパターン
2. 各論編
2.1 感染性肺疾患
2.2 気道閉塞性疾患
2.3 気管支拡張症
2.4 嚢胞性肺疾患
2.5 アレルギー性肺疾患
2.6 じん肺
2.7 サルコイドーシス
2.8 特発性間質性肺炎（びまん性間質性肺炎・肺線維症）
2.9 化学物質・放射線による肺障害
2.10 誤嚥による肺障害
2.11 全身性疾患の肺発症
2.12 代謝性肺疾患
2.13 先天性肺疾患
2.14 肺血管性疾患
2.15 腫瘍性肺疾患
2.16 呼吸中枢の異常
2.17 胸壁・胸郭の疾患
2.18 胸膜の疾患
2.19 縦隔の疾患
2.20 横隔膜の疾患
2.21 胸部外傷
3. 診断技術編
3.1 病原微生物の検査
3.2 免疫学的検査
3.3 病理学的検査（痰，胸水，生検）
3.4 肺音の分析
3.5 心電図
3.6 超音波法
3.7 気管支ファイバースコピー
3.8 TBLB
3.9 BAL
3.10 Bronchography
3.11 胸腔鏡・縦隔鏡
3.12 Tomography・CT（特殊Ｘ線検査）
3.13 拘束性障害の評価
3.14 閉塞性障害の評価
3.15 肺コンプライアンスの評価
3.16 Closing volumeの評価
3.17 Flow-volume曲線の評価
3.18 不均等換気の評価
3.19 拡散障害の評価
3.20 VA/Q不均等分布の評価
3.21 血液ガスの評価
3.22 Acid-Baseの評価
3.23 肺循環障害の評価
3.24 血管造影
3.25 核医学的検査
3.26 不整呼吸検査
3.27 呼吸不全のモニタリング
4. 治療編
4.1 体位ドレナージ
4.2 気管支拡張薬
4.3 抗生物質（抗真菌剤も含む）
4.4 ステロイド薬
4.5 鎮咳療法
4.6 去痰療法
4.7 吸入療法
4.8 脱気・胸水排除
4.9 胸痛への対策
4.10 気管切開
4.11 前切除療法
4.12 心嚢液貯留への対策：心膜穿刺法
4.13 抗腫瘍剤
4.14 照射療法
4.15 脳転移への対策
4.16 SVCSへの対策
4.17 骨転移への対
4.18 人工呼吸療法
4.19 酸素療法
4.20 在宅酸素療法
4.21 気道加湿療法
4.22 脱感作療法
4.23 肺洗浄
4.24 輸液療法
4.25 リハビリテーション
4.26 救急処置
5. 索 引
【編集者】
吉 良 枝 郎， 原 澤 道 美
【著者】
阿 児 博 文， 荒 井 達 夫
泉 孝 英， 池 本 秀 雄
梅 田 博 道， 岡 田 慶 夫
岡 安 大 仁， 太 田 保 世
大 熨 泰 亮， 大 島 駿 作
加 藤 士 郎， 神 田 哲 郎
川 上 義 和， 吉 良 枝 郎
北 村 諭， 木 村 郁 郎
国 枝 武 義， 倉 田 隆
草 間 昌 三， 今 野 淳
小 林 節 雄， 佐々木 孝 夫
佐々木 英 忠， 佐 竹 辰 夫
塩 谷 直 久， 庄 司 俊 輔
鈴 木 明 裕， 鈴 木 明
鈴 木 修 治， 関 雅 彦
高 崎 雄 司， 滝 沢 敬 夫
瀧 俊 彦， 谷 本 普 一
檀 原 高， 田 村 昌 士
冨 田 友 幸， 中 元 隆 明
長 尾 啓 一， 名 取 博
仁 井 昌 彦， 原 耕 平
原 澤 道 美， 長谷川 鎮 雄
芳 賀 敏 彦， 広 瀬 隆 士
人 見 滋 樹， 平 木 俊 吉
福 井 俊 夫， 福 島 保 喜
福 地 義之助， 堀 江 孝 至
本 田 泰 人， 松 岡 緑 郎
松 本 慶 蔵， 増 山 哲 茂
宮 本 昭 正， 三 上 理一郎
森 健， 森 成 元
森 裕 二， 安 岡 劭
山 川 和 樹， 山木戸 道 郎
山 口 恵 三， 山 林 一
山 本 正 彦， 横 山 哲 朗
吉 田 清 一， 吉 田 稔
吉 竹 毅， 吉 村 敬 三
吉 村 正 治， 渡 辺 昌 平
内容説明
本書は症候、疾患各論、診断技術、治療の４編よりなるが、編集にあたっては、患者の診療において実際に踏まれる医師の手順にそって、必要となる知識・技術を適切に解説することを旨とした。
目次
１ 症候編（せき；痰；血痰・喀血；胸痛；呼吸困難 ほか）
２ 各論編（感染性肺疾患；気道閉塞性疾患；気管支拡張症；嚢胞性肺疾患；アレルギー性肺疾患 ほか）
３ 診断技術編（病原微生物の検査；免疫学的検査；病理学的検査〈痰、胸水、生検〉；肺音の分析；心電図 ほか）
４ 治療編（体位ドレナージ；気管支拡張薬；抗生物質〈抗真菌剤も含む〉；ステロイド薬；鎮咳療法 ほか）
