出版社内容情報
染色体異常誘発試験のため必要な染色体異常の判定の基本を解説し,基準となる正常・異常染色体の写真を編集。〔内容〕総論(意義,生成機構および異常の分類と判定,標本作製法,統計処理法,他)/アトラス(正常核型と標準核型,異常)
【目次】
1. 総論
1.1 染色体異常の意義
1.1.1 細胞分裂と細胞周期
1.1.2 染色体
1.1.3 染色体異常
1.1.4 染色体異常検出系
1.1.5 染色体異常試験の目的
1.2 染色体異常の生成機構および異常の分類と判定
1.2.1 染色体異常の生成機構
1.2.2 染色体異常の分類
1.2.3 染色体異常の判定基準
1.2.4 染色体観察と記録
1.3 染色体標本作製法
1.3.1 細胞の培養法
1.3.2 培養細胞の保存と輸送
1.3.3 染色体標本の作製法
1.4 染色体異常試験のための統計処理法
1.4.1 現在提唱されている検定法
1.4.2 背景データの有用性
1.5 変異原生試験法ガイドラインの国内外の動向
2. 染色体異常アトラス
2.1 正常核型および標準核型
2.2 染色体異常
2.2.1 チャイニーズ・ハムスター株細胞
2.2.2 ヒトリンパ球
2.2.3 マウス骨髄・胎仔・生殖細胞
2.2.4 ラット骨髄細胞
3. 索 引
4. 染色体異常インデックス
【編集】
日本環境変異原学会・乳動物試験分科会
【編集者】
乾 直 道, 石 館 基
菊 池 康 基, 祖父尼 俊 雄
【著者】
乾 直 道, 石 館 基
菊 池 康 基, 祖父尼 俊 雄
林 真
内容説明
本書には、化学物質によって誘発されうる多種多様な染色体異常像について、in vitro試験糸を主体として(一部in vivo試験糸を含む)集録した。典型的な構造異常のみならず、判定しがたい異常や、まれにしか観察されないものなども含めて、多種多様な異常の収載を心がけた。また、複雑な交換型異常のうち、異常の形成過程を追える像についてはトレースによる解説を加えた。
目次
1. 総論(染色体異常の意義;染色体異常の生成機構および異常の分類と判定;染色体標本作製法;染色体異常試験のための統計処理法;変異原性試験法ガイドラインの国内外の動向)
2. 染色体異常アトラス(正常核型および標準核型;染色体異常)



