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目次
1 システムとして信頼性を捉える
2 システム視点からの信頼性設計
3 少ない情報に基づく信頼性の解析
4 未然防止の手法
5 運用・保全を考慮した信頼性設計
6 システム視点からの安全性設計と安全管理技術
7 組織事故を防止するために
著者等紹介
田中健次[タナカケンジ]
1957年東京都に生まれる。1982年京都大学理学部数理科学系卒業。1987年東京工業大学大学院総合理工学研究科システム科学専攻、博士後期課程単位取得退学。茨城大学工学部助手、電気通信大学助教授を経て、電気通信大学大学院情報システム学研究科社会知能情報学専攻、教授。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ryohei
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製品の信頼性と安全性を分析し、設計するための技法を整理したもの。数理的な基礎の説明は控えめで代わりに分析手法や設計手法の考え方、適応にあたっての留意点に重点が置かれた実用的な内容。これまで製品設計に携わってきた立場からは以下の点が目新しかった: ①システムズアプローチの重要性、②信頼度周辺の概念の整理、③ワイブル解析の仕組み・強みの説明、④保全性設計の指針、⑤グレイゾーンモデルと必要なアプローチ、⑥インシデント管理の重要性と原則。インフラ化していく自動運転技術の実用化において重要な示唆を含んでいると思う。2023/08/27