出版社内容情報
建築デザインの立場から構造計画が理解できるよう工夫した好著。〔内容〕空間創造への挑戦／形態と構造の関係／空間と構造形式／形態と部材寸法／形態にあらわれにくい構造形式／構造計画の事例（関空ターミナルビル等）／構造計画の進め方
【目次】
1. 空間創造への挑戦
2. 形態と構造の関係を考える
3. 空間と構造形式
3.1 建築デザインと構造
3.2 線材による構造
3.3 面材による構造
3.4 組積構造
3.5 新しい構造
4. 形態と部材寸法
4.1 木構造
4.2 鉄筋コンクリート（RC）造―ラーメン構造，壁式構造
4.3 鉄骨造
4.4 組積造―補強コンクリートブロック造，れんが造，石造
4.5 統計からみた構造と寸法
5. 形態にあらわれにくい構造形式
5.1 基礎構造
5.2 接合部
5.3 免震構造
5.4 制振構造
5.5 混合構造―合成構造，複合構造，ハイブリッド構造
6. 構造計画の事例
6.1 小学校―鉄筋コンクリート造，ラーメン構造
6.2 病院―鉄筋コンクリート造，ラーメン構造
6.3 集合住宅1―鉄筋コンクリート造，壁式構造
6.4 集合住宅2―鉄骨鉄筋コンクリート造，ラーメン構造
6.5 オフィスビル＋集合住宅―鉄骨鉄筋コンクリート造
6.6 体育館―スペースフレーム
6.7 多目的ホール―スペースフレーム
6.8 ゲートブリッジ―スペースフレーム
6.9 桜宮リバーシティ・ウォータータワープラザ―鉄筋コンクリート造，チューブ構造
6.10 センチュリータワー―鉄骨造
6.11 梅田スカイビル
6.12 関西国際空港旅客ターミナルビル
7. 構造計画の進め方―コンベンションホールトホテルを例にして
8. やさしい構造力学
9. 付 表
10. 索 引
【編集者】
柏 原 士 郎， 橘 英三郎
【著者】
井 上 一 朗， 今 井 克 彦
植 田 邦 男， 奥 俊 信
奥 本 英 史， 大 野 義 照
大 林 長 仁， 柏 原 士 郎
阪 田 弘 一， 橘 英三郎
多 賀 謙 蔵， 田 中 利 幸
深 野 慶， 増 田 敬 彦
横 田 隆 司， 吉 村 英 祐
内容説明
この本は、建築設計の初学者や建築デザイナーを目指す人達を対象にした構造計画の入門書です。内容は、可能な限り平易に記述することを心がけました。特に、デザインの初期段階で必要な、構造の形式や部材寸法、断面寸法、スパンの寸法などの概略値といった。直ちに設計に役立つ基礎的情報や、スーパーフレーム、免震構造といつた先端的なキーワードについても解説し、構造計画の全般が容易に理解できることをねらいました。
目次
１ 空間創造への挑戦
２ 形態と構造の関係を考える
３ 空間と構造形式
４ 形態と部材寸法
５ 形態にあらわれにくい構造形式
６ 構造計画の事例
７ 構造計画の進め方
８ やさしい構造力学
