出版社内容情報
主として化学系の学生を対象として,新しい制御理論も含め,例題も駆使しながら体系的に解説〔内容〕概論/伝達関数と過渡応答/周波数応答/制御系の特性/PID制御/多変数プロセスの制御/モデル予測制御/システム同定の基礎
目次
1 プロセス制御の概要
2 プロセスモデル
3 伝達関数と過渡応答
4 周波数応答
5 制御系の特性
6 PID制御
7 多変数プロセスの制御
8 モデル予測制御
9 システム同定の基礎
著者等紹介
橋本伊織[ハシモトイオリ]
1939年京都府に生まれる。1968年京都大学大学院工学研究科衛生工学専攻博士課程修了。現在、京都大学大学院工学研究科化学工学専攻・教授。工学博士
長谷部伸治[ハセベシンジ]
1953年愛知県に生まれる。1981年京都大学大学院工学研究科化学工学専攻博士課程修了。現在、京都大学大学院工学研究科化学工学専攻・助教授。工学博士
加納学[カノウマナブ]
1969年京都府に生まれる。1994年京都大学大学院工学研究科化学工学専攻修士課程修了。現在、京都大学大学院工学研究科化学工学専攻・助手。博士(工学)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sean
1
プロセス制御に注目している教科書。 簡単な撹拌モデル内での撹拌効率から、PID制御、多変数制御まで解説している。2013/05/09
はるくる
0
プロセス制御の基礎がわかって、しかも問題演習とその解説もついてて、参考になった!2013/07/25
れおねる
0
化学プラントでのAIやビッグデータの活用が盛んに行われているが、そもそもどのような制御でプラントが動いているかが分からなければ、データの信憑性も無くなってしまう。 本書は、そんな化学プラントにおける計装制御の、基礎の基礎を学べる。さらに、P&IDに使われる計装記号も記載されているので、読んでみる価値はあると思う。