目次
ラプラス変換と逆ラプラス変換
時間応答と伝達関数
制御対象と制御器の伝達関数
ブロック線図とシステム表現
フィードバック系の安定性
フィードバック制御系の定常特性
フィードバック制御系の過渡特性
伝達関数に基づくフィードバック制御系の安定解析と制御器設計
周波数応答による特動性表現
周波数応答によるフィードバック制御系の安定解析
制御性能の評価
周波数応答に基づくフィードバック制御器の設計
著者等紹介
佐伯正美[サエキマサミ]
1953年山口県に生まれる。1981年京都大学大学院工学研究科博士後期課程単位取得退学。京都大学助手、筑波大学助教授を経て、広島大学大学院工学研究院教授。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Ryosuke Tanaka
2
脳科学における認知の力学系モデルを学ぶ文脈で、線形システム理論や非線形力学系の入門をやったが、そもそもそういうモデリングのルーツが運動制御の神経生理学とか、扱う問題がロボティクスと近いところにある分野だということが見えてきたので、古典制御のことも読んでみようと思って手にとった。そもそも古典制御というのは機械工学のカリキュラム的には線形システム理論より前に学ぶ、より古い手法ということがわかっていなかった。周波数特性の図とかは、データシートでよく見るので、どういう考え方が基礎にあるのかわかって良かった。2022/07/31