出版社内容情報
自動車の人間工学的検討は,ユーザー層の広まりと欲求の多様化により益々高まってきている。最新の技術動向と将来展望を事例をまじえて解説。〔内容〕自動車と人間特性/評価,計測技術/人間工学ベースの新技術/基盤技術の将来展望
【目次】
1. 自動車と人間特性
1.1 はじめに
1.2 自動車と身体的特性
1.2.1 身体特徴について
1.2.2 ダミー
1.2.3 筋負荷
1.3 自動車と感覚的特性
1.3.1 視覚特性
1.3.2 聴覚特性
1.3.3 振動感覚特性
1.3.4 運動感覚特性
1.4 自動車と認知的特性
1.4.1 人間の認知メカニズム
1.4.2 認知特性と使いやすいデザイン
1.4.3 認知科学と商品評価
1.4.4 認知特性と自動車の開発
1.4.5 これからのヒューマンインタフェース
2. 評価,計測技術
2.1 運転のしやすさ,乗降のしやすさ
2.1.1 概説
2.1.2 視界・視認性
2.1.3 操作性
2.1.4 乗降性
2.2 室内,内装快適性
2.2.1 使いやすさの評価計測技術
2.2.2 心地よさの評価計測技術
2.2.3 楽しさの評価計測技術
2.2.4 室内,内装快適性評価技術の今後
2.3 感性の計測と魅力の追求
2.3.1 概説
2.3.2 感性評価の基礎知識
2.3.3 感性計測の適用事例
2.3.4 自動車における感性計測手法の現状と課題
3. 人間工学ベースの新技術
3.1 負荷低減
3.1.1 運転操作系での負荷低減
3.1.2 シートにおける負荷低減
3.1.3 生体内負荷軽減技術
3.2 視覚情報処理支援システム
3.2.1 概説
3.2.2 視界にかかわる新装備
3.2.3 視認性にかかわる新装備
3.2.4 運転者支援にかかわる新装備
3.3 車室内空気環境コントロール技術
3.3.1 車内空気環境クリーン化技術
3.3.2 臭いによる覚醒度コントロール技術
3.4 運転者モニター
3.4.1 画像認識技術を用いた運転者モニター
3.4.2 生理・生体情報による運転者モニター
3.4.3 運転操作,車両挙動に関するモニター
4. 基盤技術の将来展望
4.1 データベースの充実
4.1.1 はじめに
4.1.2 人間工学データベースの必要性
4.1.3 人間工学データベースの現状
4.1.4 自動車技術基盤としての人間工学データベース
4.1.5 人間工学データベースの将来展望
4.2 高齢化対応
4.2.1 高齢化による交通環境の変化
4.2.2 高齢者の心身機能
4.2.3 高齢化対応要素技術
4.2.4 まとめ
4.3 情報ヒューマンインターフェース技術
4.3.1 自動車の情報化
4.3.2 ヒューマンインターフェースとは
4.3.3 インターフェースのユーザビリティ
4.3.4 ユーザビリティ評価技術
4.3.5 操作性能予測モデル
4.3.6 自動車のヒューマンインターフェースの今後
4.4 人間のモデル化
4.4.1 メンタルモデル化の要点
4.4.2 メンタルモデルの例
5. 索 引
【編集】
自動車技術会
【編集委員長】
池 上 詢
【副委員長】
近 森 順
【編集幹事】
柳 瀬 徹 夫
【編集委員】
安 部 正 人, 井 上 悳 太
岡 克 己, 大 沢 洋
小 林 利 雄, 城 井 幸 保
芹 野 洋 一, 高 波 克 治
辻 村 欽 司, 農 沢 隆 秀
原 田 宏, 林 直 義
東 出 隼 機, 間 瀬 俊 明
柳 瀬 徹 夫
【著者】
金 田 雅 之, 神 谷 公 一
貴 志 陽 一, 木 村 賢 治
黒 須 正 明, 神 道 富 雄
田 中 兼 一, 花 井 利 通
早 野 陽 子, 柳 瀬 徹 夫
吉 本 照 子
【編集委員】
山 川 新 二
内容説明
本書は、自動車の伝統的人間工学技術の発達の動向とともに、感性工学的視点、高齢者の視点、ヒューマンインタフェースの視点、など新視点を入れ、自動車の人間工学の将来像をさぐることを試みた。
目次
1 自動車と人間特性(自動車と身体的特性;自動車と感覚的特性;自動車と認知的特性)
2 評価、計測技術(運転のしやすさ、乗降のしやすさ;室内、内装快適性;感性の計測と魅力の追求)
3 人間工学ベースの新技術(負荷低減;視覚情報処理支援システム;車室内空気環境コントロール技術 ほか)
4 基盤技術の将来展望(データベースの充実;高齢化対応;情報ヒューマンインタフェース技術 ほか)
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