出版社内容情報
高校で学んだ数学と物理の知識をもとに直流回路の理論から入り,インダクタ,キャパシタを含む回路が出てきたとき微分方程式で回路の方程式をたてることにより,従来の類書にない体系的把握ができる。また,演習問題にはその詳解を記載
目次
1 基本事項
2 直流回路
3 回路素子と回路の微分方程式
4 回路理論で使う複素数の基本事項
5 簡単な回路の過渡現象
6 交流回路の微分方程式
7 交流理論
8 二端子対回路
著者等紹介
奥村浩士[オクムラコウシ]
1941年京都市に生まれる。1966年京都大学工学部電気工学科卒業。1971年京都大学大学院工学研究科博士課程単位修得退学。現在、京都大学大学院工学研究科電気工学専攻教授。工学博士。専攻は電気回路網学
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
嘉村 崇宏
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一日で読めるほど簡単な内容。ある回路と等価な回路はどうなっているのかとか、電気回路の微分方程式(勿論過渡減少が絡んでくる)の話が主。他にはフェーザ表示や、二端子対回路等が書かれてある。初めて電気回路の本をやったので今の所評価が難しい。ただ悪くはない。2013/10/10
愛沢 直樹
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驚くべきは、圧倒的な解説力と読者を読ませる本の構成。最初は春休みに復習がてら(と行ってもほぼ大学の話は聞いてなかった)適当な気持ちで読んだが、明らかに身についた。読書中取ったノートを大切にして行きたい。ただ読むのにはふつうに100時間ぐらいかかりました。2019/02/23