目次
電気回路理論の基本知識
テブナンの定理とノートンの定理
結合のある回路
回路の定式化
グラフ理論と回路方程式
カットセット解析とタイセット解析
テレゲンの定理と感度解析
簡単な線形回路の応答
ラプラス変換
ラプラス変換による回路解析〔ほか〕
著者等紹介
奥村浩士[オクムラコウシ]
1941年京都市に生まれる。1966年京都大学工学部電気工学科卒業。1971年京都大学大学院工学研究科博士課程単位修得退学。現在、カナダ・サイモンフレーザ大学客員教授、京都大学名誉教授、工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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嘉村 崇宏
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2日間でゆっくり読みました。前提知識は微分積分学と複素関数論、線型代数、常微分方程式、あとはグラフ理論の初歩です。大まかに分けると、三つの部分から成り立っていて、1〜7章が回路方程式の立て方とちょっとしたものの解き方。8〜11章が函数解析的に解く方法で、ラプラス変換や畳み込み積分が出てきます。12〜13章はそれまでのモノで説明できない様な高周波数のものや、素子がたくさんある(とみなせる)ものについて。説明は平易で、行間を埋める必要性はあまりなく、読みやすいです。大学二年ぐらいからは簡単に読めると思います。2013/11/03