出版社内容情報
微小光学の物理的基礎を詳述。〔内容〕光導波路の基礎／極座標表示等価屈折率法／光ビーム，光線追跡技術，近軸理論と３次収差論／磁気光学効果／音響光学効果を用いるデバイス／酸化物超伝導体を用いる光検出素子／電子線ホログラフィ
【目次】
1. 微小光学の展望
1.1 どこまでマイクロオプティクスか
1.2 マイクロオプティクスにおける並列・集積化技術
1.3 半導体レーザの並列化
1.4 積層化技術
1.5 将来の応用システム
2. 光導波路の基礎
2.1 光導波路の基本的諸特性
2.2 多層構造平板導波路
2.3 分布屈折率導波路の解析法
2.4 矩形断面をもつ３次元導波路の解析法
3. 極座標表示等価屈折率法
3.1 極座標表示等価屈折率法の定性的説明
3.2 極座標表示等価屈折率法の数学的説明
3.3 極座標表示等価屈折率法の定性的および定量的応用
3.4 z軸の位置に対する計算結果の依存性
3.5 極座標表示等価屈折率法をこえて
4. 光ビームの考え方
4.1 平面波と光ビーム
4.2 光ビームの現象―回折，干渉ほか―
4.3 ガウスビーム
4.4 ビームコヒーレンシー
4.5 半導体レーザビーム
5. 分布屈折率レンズの光線―光線追跡技術―
5.1 基礎準備
5.2 分布屈折率媒質中の光線
5.3 分布屈折率レンズの光線追跡法
6. 分布屈折率光学系の幾何光学―近軸理論と３次収差論―
6.1 幾何光学の光学系への適用にあたって
6.2 分布屈折率光学系の近軸理論
6.3 分布屈折率媒質光学系の３次収差論
7. 磁気光学効果の物理とその応用
7.1 磁気光学効果と非相反性
7.2 磁気光学効果の現象論
7.3 磁気光学効果の微視的理論
7.4 磁気光学効果の応用
8. 音響光学効果を用いるデバイスとその応用
8.1 バルク音響光学
8.2 導波音響光学
8.3 導波音響光学の進歩
9. 酸化物超伝導体を用いる光検出素子
9.1 光検出の動作原理と構造
9.2 光検出特性
9.3 期待される応用分野と将来展望
10. 電子線ホログラフィ
10.1 装 置
10.2 電子レンズの球面収差の補正
10.3 電子線干渉顕微法
11. 索 引
【編集】
応用物理学会日本光学会
【著者】
阿 部 正 則， 荒 井 則 一
伊 賀 健 一， 榎 本 陽 一
遠 藤 潤 二， 小 林 哲 郎
國 分 泰 雄， C. S. テサイ
外 村 彰， 中 島 啓 幾
A. ハーディ， 馬 場 俊 彦
E. A. J. マーキャティリィ
南 節 雄
目次
１ 微小光学の展望
２ 光導波路の基礎
３ 極座標示等価屈折率法
４ 光ビームの考え方
５ 分布屈折率レンズの光線―光線追跡技術
６ 分布屈折率光学系の幾何光学―近軸理論と３次収差論
７ 磁気光学効果の物理とその応用
８ 音響光学効果を用いるデバイスとその応用
９ 酸化物超伝導体を用いる光検出素子
１０ 電子線ホログラフィ
