目次
第1章 日本の海の利用と変遷(最終氷期から縄文期;弥生時代から江戸末期;近代から現代へ:漁法の発達と漁獲の拡大;第1章のまとめ)
第2章 生物多様性の特徴(海における原生的自然観とは;海‐陸間での人や生物の相互作用;撹乱と海洋生物;景観のモザイク性と生物多様性)
第3章 現状の課題(陸域・人間活動の発展の光と影;海の利用とガバナンスの変化;行業とその近代化による自然資本と生態系サービスの変化;気候変動と生態系の変化の事例)
第4章 人と海辺の生態系の未来―課題解決への取り組み(新しい海域利用に向けて;陸と海との関係の再構築;集水域から海辺までの統合沿岸管理;ガバナンスの再構築:環境に配慮した生態系管理へ;国際的組織と連携した地域管理;現在・将来に向けた取り組みのまとめ:むすびにかえて)
著者等紹介
堀正和[ホリマサカズ]
1974年大阪府に生まれる。2003年北海道大学大学院水産科学研究科博士後期課程修了。現在、水産研究・教育機構水産資源研究所グループ長。博士(水産科学)
山北剛久[ヤマキタタケヒサ]
1982年千葉県に生まれる。2010年千葉大学大学院理学研究科博士後期課程修了。現在、海洋研究開発機構副主任研究員。博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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