目次
第1章 河川の人為下における自然史(流水系と流砂系としての河川:流域治水を視野に;流域の特性から捉える木曽三川の自然史 ほか)
第2章 氾濫原環境と生物:変動の水環境(氾濫原環境の変遷とワンドの寿命;氾濫原水域に適応したタナゴ亜科魚類と現在の生息地 ほか)
第3章 湧水環境と生物:動的安定の水環境(湧水河川の水文学的挙動と湧水魚ハリヨの生活史;河道水系網の変遷:堆積物と文献・史料から分析する ほか)
第4章 ざわめく自然の再生(河川管理事業と循環的氾濫原再生;岐阜県における生態系ネットワーク事業“セクショナリズムを越えた行政連携”と“科学と施策の融合” ほか)
著者等紹介
森誠一[モリセイイチ]
三重県出身。京都大学大学院理学研究科にて博士号取得後、山形大学、名古屋大学、JICA研究員などを経て、岐阜協立大学地域創生研究所教授・所長。福井県大野市本願清水イトヨの里館長。国土交通大学校などでも講義をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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