出版社内容情報
遺伝子機能の発現とその制御の仕組み,組換えDNA技術を基礎とする遺伝子構造の解析,遺伝子の単離・改変などについて多数の図版を用いて丁寧に解説。現代生物学を理解し展望するのに必要な遺伝子に関する基本知識を学ぶのに好適の書
内容説明
本書では特に、遺伝子機能の発現とその制御のしくみの基本を理解すること、および、組換えDNA技術を基礎とする遺伝子構造の解析、遺伝子の単離、改変の基礎を理解することに主眼を置き、解説した。
目次
1 分子遺伝学の幕開け―細菌とバクテリオファージの分子遺伝学
2 遺伝子研究の手法
3 遺伝情報の発現―RNAとタンパク質の生合成
4 DNAの複製、修復と変異
5 真核生物における遺伝子発現の制御
6 遺伝子の単離と改変―遺伝子工学とその展開
著者等紹介
川喜田正夫[カワキタマサオ]
1942年東京都に生まれる。1969年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。東京大学教養学部教授、(財)臨床医学研究所部長を経て、現在、工学院大学工学部応用化学科教授・理学博士
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