出版社内容情報
DNAの組換えやES細胞を用い動物の遺伝子を操作するトランスジェニック技術とその成果を解説〔内容〕バイオテクノロジーの発展/遺伝子の構造と発現/導入遺伝子/導入法/遺伝子ノックアウト/遺伝子改変動物の利用/DNA顕微注入法他
内容説明
本書では、実験動物や家畜を対象に、トランスジェニック技術がいかに利用され、どのような成果が得られ、さらには、将来どのような可能性を秘めているかを、筆者が日頃から関心を抱いている課題やこれまでに得た成果の一部を例に紹介する。
目次
1 バイオテクノロジーの発展
2 遺伝子の構造と発現
3 導入遺伝子の構築
4 外来遺伝子の導入法
5 トランスジェニック動物の特徴
6 遺伝子ノックアウト
7 遺伝子改変動物の利用
8 遺伝子改変家畜の利用
9 家畜での遺伝子ノックアウト
10 遺伝子改変家畜開発の課題
11 遺伝子改変動物の取扱いに関連する法律
付録 DNA顕微注入法によるトランスジェニックマウスの作製
著者等紹介
東条英昭[トウジョウヒデアキ]
1943年兵庫県に生まれる。1972年九州大学大学院農学研究科博士課程単位取得満期退学。鹿児島大学農学部助手、富山医科薬科大学動物実験センター助教授、東京大学大学院農学系研究科助教授を経て、現在、東京大学大学院農学生命科学研究科教授。農学博士
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