出版社内容情報
宇宙では生物はどうなるか?スペースシャトルでの実験を中心に,無重力や放射線等の影響を探る〔内容〕ゾウリムシと培養細胞/リンパ球の宇宙実験/宇宙での発生/無重力の骨・筋肉/重力の感受機構/宇宙のメダカ/放射線と生命,DNA他
内容説明
同書では宇宙環境における生物学、いわゆる宇宙生物学を扱う。具体的には無重力の生物学、宇宙放射線の生物学を記載した。各章では重力や放射線に関する生物学の基礎を解説し、それらを踏まえて宇宙での実験結果が理解できるように構成した。
目次
ゾウリムシと培養細胞
リンパ球の宇宙実験
重力とカエルの発生
宇宙での発生実験
骨
筋肉の変化と体液シフト
重力の感受機構
宇宙メダカ実験
放射線と生命のかかわり
細胞内でのDNA情報の保全と修復
組織レベルにおけるDNA情報の保全と修復
宇宙放射線とDNA修復
著者等紹介
井尻憲一[イジリケンイチ]
1949年奈良県に生まれる。1973年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。現在、東京大学アイソトープ総合センター助教授。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



