出版社内容情報
分子レベルの生理学的研究と活動の総合的な表れとして解析する二方向からのアプローチを統合。〔内容〕神経系の感覚情報処理/生体運動のしくみ/行動のとらえ方/行動の発現機構/行動の発達/行動の機能/行動の進化/生態と行動の関係
【目次】
1. 神経系は感覚の情報のどのように処理するか
1.1 ニューロン
1.1.1 ニューロンの形態
1.1.2 インパルスとシナプス後電位
1.2 感覚系と感覚情報処理
1.2.1 感覚受容細胞
1.2.2 感覚情報の符号化
1.2.3 弱電気魚の電気感覚系における情報処理
2. 生きものはどのようにして動くか―生体運動のしくみ―
2.1 生体運動の基本原理
2.2 筋収縮のしくみ
2.3 さまざまな筋肉の収縮―筋収縮の比較生理生化学
2.4 筋収縮以外の細胞運動
3. 行動をどのようにとらえるか
4. 行動はどのようなしくみで現れるか
4.1 刺激の受容
4.2 ヒキガエルの捕食行動
4.3 信号刺激
4.4 行動の協調
4.5 遺伝と行動
4.6 行動の動機づけ
5. 行動はどのようにして発達するか
5.1 成長・成熟と行動
5.2 行動の獲得
5.3 生得性と学習との関係
6. 行動にはどのように働きがあるか
6.1 適応度と生存価
6.2 比較研究と実験的研究
6.3 行動の合目的性
6.4 行動のコストと利益
7. 行動はどのように進化してきたか
7.1 自然淘太と進化
7.2 近縁種の比較
7.3 行動の儀式化
7.4 適応度と包括適応度
7.5 進化的に安定な戦略(ESS)
7.6 文化的伝達
8. 生態と行動はどのように関係しているか
8.1 生息場所
8.2 食物選択
8.3 捕食と被食
8.4 コミュニケーション
8.5 配偶者選択
8.6 配偶システムと子の世話
8.7 社会構造
9. 索 引
【編集者】
石 原 勝 敏, 太 田 次 郎
黒 岩 澄 雄, 清 水 碩
高 橋 景 一, 三 浦 謹一郎
【著者】
石 井 直 方, 木 村 武 二
佐 藤 真 彦
目次
1 神経系は感覚の情報をどのように処理するか
2 生きものはどのようにして動くか―生体運動のしくみ
3 行動をどのようにとらえるか
4 行動はどのようなしくみで現れるか
5 行動はどのようにして発達するか
6 行動にはどのような働きがあるか
7 行動はどのように進化してきたか
8 生態と行動はどのように関係しているか