目次
第1章 付着生物の多様性(付着生物の基礎;付着生物の多様性;付着生物の働き)
第2章 付着生物の幼生生態(分散機構―プランクトン幼生分散と連結性;フジツボ類の着生誘起フェロモン;付着生物の着生と光環境)
第3章 付着のしくみと付着防除技術(化学と物理からみた付着のしくみ;フジツボキプリス幼生の付着力とその測定方法;生物表面の特異な機能を模倣した付着抑制材料の開発―身の回りから海洋まで;付着阻害物質;付着生物と船底塗料の働き)
第4章 付着生物と人為的影響・環境変動(バラスト水の管理;外来付着生物・ミドリイガイの国内分布特性;環境変動と付着生物;東日本大震災と付着生物)
第5章 付着生物の利用(カキ養殖の歴史と近年の取組み;カキ幼生のAI画像検出;フジツボ類の食材利用の現状と養殖への挑戦)
著者等紹介
頼末武史[ヨリスエタケフミ]
兵庫県立大学自然・環境科学研究所。兵庫県立人と自然の博物館
室〓喬之[ムロサキタカユキ]
旭川医科大学一般教育(化学)
渡部裕美[ワタナベヒロミ]
国立研究開発法人海洋研究開発機構 超先鋭研究開発部門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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