土の中の生き物たちのはなし

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  • サイズ A5判/ページ数 168p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784254171792
  • NDC分類 481.76
  • Cコード C3045

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

36
写真にうっとり。ササラダニの仲間はうちのコンポストにも大量発生していて、すごく面白い動きをしているので気になっているんですが、この仲間が生成する毒素とヤドクガエルの毒(蓄積毒とは知りませんでした)についての研究はもっともっと知りたいところです。…アカハライモリも蓄積毒だそうですが、一時期水場を離れて生活したがるので、その頃このダニとか色々食べてるのかもしれないなあ…。ああ、もっともっと知りたいなあ!2022/09/07

Tatsuhito Matsuzaki

12
巻頭カラーの生物写真がとても美しい一冊です。 共編の萩原教授は、茨城大学院の卒業生。 執筆者の一人に、茨城県ミュージアムパーク自然博物館のYさんの名前もありました。 #ミミズ #ダンゴムシ #アメーバ #カニムシ #サソリモドキ #クモ #モグラ #ワラジムシ #オサムシ2022/08/23

6ちゃん

3
土壌生物の複雑で奇妙な世界の一端を垣間見れ、絶えず接している身近な領域に人間が如何に無関心であったのかを痛感した。土壌内は光が差さないものの、微生物、菌類、節足動物、ムカデにミミズなど大小の生物がギュッと詰まっており、地上の世界より濃い関係性がある。毒性のある物質で身を守る、捕食するのはもちろん、物質の種類に応じて特定の生物がいる事を察知し、待ち伏せして捕食するなど、実に多様だ。土を肥やすも涸らすも彼ら次第で、もっと注目を浴びて良いはずだが、所内の生物一覧をみるとGもいるし忌避される要素が多くて厳しいな。2022/08/12

たかぴ

1
挿絵や写真、データで軽く読もうかなと思ってたら、正拳突きをくらう!ガチの学者の文章でバキバキの生物関係の学術用語に圧倒。読めない箇所多数。「土壌は貧乏人の熱帯雨林」土の中こそ生命の宝庫でした。2022/08/14

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