目次
1 気象防災の課題と気象の専門アドバイザーの役割
2 現象と災害を知る
3 災害をもたらす現象の観測
4 予報技術の最前線
5 警報・注意報・情報の制度と精度を知る
6 自治体への気象の専門アドバイザーに期待されること
7 自治体へアドバイスするなかでの緊張感(「おわり」に代えて)
著者等紹介
牧原康隆[マキハラヤスタカ]
1954年福岡県に生まれる。1976年京都大学理学部卒業。1986年気象庁予報部予報課予報官。1996年気象研究所気象衛星・観測システム研究部第二研究室長。2005年気象庁予報部予報課長。2008年名古屋地方気象台長。2013年仙台管区気象台長。2014年一般財団法人気象業務支援センター試験部長。現在、一般財団法人気象業務支援センター参与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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t a
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気象庁の防災情報の概要と技術面について簡潔にまとめた本2023/08/01
こばこ
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買ってようやく読み終わり。前半部は気象畑の書いた防災の本とあまり内容が変わらないが、CHAP4の後半、雨量指数の箇所からは必見。3種類の雨量指数の記載が、その他の気象庁の情報のそれに匹敵するという分厚さで、さすがに雨量指数を手掛けた筆者なだけある、というところ。あとは、CHAP6の自治体への気象解説について触れている箇所がとても丁寧。一般向けの気象解説とどう異なるのかが明快に記載されていて、そういった業務に携わる方は大いに参考にしてほしいなと思うばかり。2020/12/13