内容説明
静態地誌の知見を基盤にしながら、動態地誌や比較地誌の方法を取り入れて、日本全体における地域の個性を理解するとともに、九州、中国・四国、近畿、中部、関東、東北、北海道の7つの地方それぞれの個性を理解する新しい地誌の教科書を目指す。
目次
1 総論―日本の地域像
2 九州―その特異性と進化
3 中国・四国―三海に囲まれた多様な特性をもつ地域
4 近畿―古代から近代までの展示場
5 中部―東日本と西日本を結ぶ回廊
6 関東―東進する日本の中心
7 東北―豊かな自然とそれに育まれた地方文化
8 北海道―壮大なスケールの自然と大陸的風土
9 世界の中の日本
著者等紹介
菊地俊夫[キクチトシオ]
1955年栃木県に生まれる。1983年筑波大学大学院地球科学研究科博士課程修了。現在、首都大学東京大学院都市環境科学研究科教授。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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