出版社内容情報
地理学の立場から執筆・編集された水文学の，唯一の全編書き下しのテキスト。水資源の利用と都市水文学に重点を置いた。〔内容〕水文学の意義と発達／世界諸地域の水のあり方／河川／湖沼／地中の水／氷河／水資源の利用／都市水文学
【目次】
1. 水文学の意義とその発達
1.1 水文学の基礎
1.2 水文学の発達
1.3 地球上の水の総量
1.4 地球上の水循環と循環速度
1.5 水収支の考え方とその基本式
1.6 水文地理学と水文誌
1.7 日本の水収支
2. 世界諸国地域の水のあり方
2.1 熱帯湿潤地域の水文
2.2 乾燥地域の水文
2.3 温帯混合林地域・地中海性潅木林地域の水文
2.4 寒冷地域の水文
3. 河 川
3.1 河川の流域とその流出
3.2 世界の河川と流出特性
3.3 日本の河川の特徴と流水（出）型
3.4 河川の流出に及ぼす流域特性
3.5 流出の発生とハイドログラフ
3.6 洪水と渇水
4. 湖 沼
4.1 世界の湖沼の分布とその成因
4.2 湖沼型とその分布特性
4.3 湖沼の水収支
4.4 湖水の循環
5. 地中の水
5.1 不飽和帯の水
5.2 地下水
6. 氷 河
6.1 南極およびグリーンランド氷床
6.2 氷床，氷河の流動
6.3 氷床コア解析による気候と氷床の変動
7. 水資源の利用
7.1 水資源とその利水システム
7.2 利水からみた日本の河川類型
7.3 農業用水
7.4 工業用水
7.5 都市用水
7.6 利水の諸問題
8. 都市水文学
8.1 都市水文学の発達
8.2 都市の水収支
8.3 洪水―洪水と渇水
8.4 水系の変化と河道の変動
8.5 水景と親水
9.索 引
【編集者】
市 川 正 巳
【著者】
新 井 正， 市 川 正 巳
高 山 茂 美， 田 中 正
新 見 治， 掘 内 清 司
細 野 義 純， 前 晋 爾
森 和 紀， 森 滝 健一郎
目次
１ 水文学の意義とその発達
２ 世界諸地域の水のあり方
３ 河川
４ 湖沼
５ 地中の水
６ 氷河
７ 水資源の利用
８ 都市水文学
