出版社内容情報
構造地質学からテクトニクスに迫る。〔内容〕微小歪みと累積/応力とアイソスタシー/主応力と応力場/応力と歪み/断層/弾性と地殻応力/リソスフェアの弾性/線形流体/粘塑性体/小断層による古地殻応力測定/リソスフェアの動力学/他
内容説明
本書は、地質学的時間スケールにわたる広域的なテクトニクスの問題を、物理学のことばを使って考えるための参考書である。また、‘planetary perspective’ということを意識して、地球外の地質構造にかんする議論を紹介することにつとめていることも本書の特色である。
目次
1 変形と静力学(歪み;微小歪みとその累積;応力とアイソスタシー;主応力と応力場)
2 動力学(応力と歪みの関係;断層;弾性と地殻応力;リソスフェアの弾性 ほか)
著者等紹介
山路敦[ヤマジアツシ]
1958年埼玉県に生まれる。’88年東北大学大学院理学研究科博士課程修了(地質学専攻)。現在、京都大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻地質学・鉱物学分野助教授。理学博士
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