出版社内容情報
身近な現象のデータを用い,処理法から解析まで平易に解説〔内容〕まずデータを整えよう/入力から出力を知る/サイクルシステムを解く/相関関係を調べる/周期分析をする/フィルタあれこれ/2次元データを処理する/時空間の変化を追う
内容説明
地質学志向の学生を地球物理学的手法へ一歩近寄らせることを目的とする一冊。なるべく多くの事例を登場させて、理論や数式の導出よりは実用に重点をおく。地学関係の学生はもちろん、他の分野のデータ解析法やモデル設定法とも共通する内容であるので、初歩的な数理解析を必要とする分野の学生にも広く役立つ。
目次
1 まずデータを整えよう
2 入力から出力を知る:3 サイクルシステムを解く
4 相関関係を調べる
5 周期分析をする
6 フィルターあれこれ
7 2次元データを処理する
8 時空間の変化を追う
著者等紹介
萩原幸男[ハギワラユキオ]
1931年東京都に生まれる。1958年東京大学大学院数物系研究科修士課程修了。1979年東京大学理学部教授。1989年科学技術庁防災科学技術研究所所長。1992年日本大学文理学部教授。現在、日本大学客員教授・東京大学名誉教授。理学博士
糸田千鶴[イトタチズ]
1964年兵庫県に生まれる。1992年神戸大学大学院自然科学研究科博士課程修了。現在、大阪短期大学経営情報学科助教授。博士(理学)
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