出版社内容情報
代表的な13の機器分析について解説。〔内容〕原子吸光・蛍光/原子発光/X線分光/放射化分析/イオン選択性電極/ボルタンメトリー/紫外・可視/蛍光・りん光/円偏光/赤外・ラマン/NMR/ESR/質量分析
【目次】
1. 物質と電磁波との相互作用:電子
1.1 相互作用の分類
1.2 内殻電子との相互作用
1.3 外殻電子との相互作用
1.4 電子スピンとの相互作用
2. 原子吸光・蛍光法
2.1 原子吸光法
2.2 原子蛍光法
3. 原子発光法
3.1 原子発光法の原理
3.2 励起法と試料の形態
3.3 分光法と測光法
4. X線分光分析法
4.1 X線分光分析法の原理
4.2 装 置
4.3 X線スペクトル
4.4 試料調製と定量分析
5. 放射化分析法
5.1 原 理
5.2 放射化分析の実例
6. イオン選択性電極
6.1 イオン電極による測定法の原理
6.2 イオン電極とその感応機構
6.3 分析法
7. ボルタンメトリー
7.1 微小電極による電解
7.2 種々のボルタンメトリー
8. 物質と電磁波との相互作用:分子
8.1 振動スペクトル
8.2 回転スペクトル
8.3 核磁気共鳴吸収法とスペクトル
8.4 施光分散,円偏光二色性とその応用
9. 紫外・可視吸光光度分析法
9.1 歴史的背景
9.2 吸光光度分析の基本法則
9.3 装 置
9.4 操作の基礎
9.5 吸光光度分析の誤差と再現性
9.6 発色反応
9.7 吸光光度分析の中での方法の選択
10. 蛍光・りん光法
10.1 蛍光とりん光の発現
10.2 蛍光・りん光性物質
10.3 蛍光・りん光の性質と分析への利用
10.4 蛍光・りん光の測定法
10.5 定量化への応用と例
11. 円偏光二色性法と旋光分散法
11.1 原 理
11.2 測定方法
11.3 ORD法,CD法の応用
12. 赤外・ラマン分光法
12.1 赤外分光法
12.2 レーザーラマン分光法
13. 核磁気共鳴法
13.1 NMRの基礎知識
13.2 NMRの測定法
13.3 スペクトルの見方・帰属のつけ方
13.4 定量分析
14. 電子スピン共鳴法
14.1 磁気共鳴=共鳴吸収+緩和
14.2 ESRの検出法
14.3 ESRスペクトルの見方
14.4 遷移金属イオン
14.5 ESRの利点,欠点
15. 質量分析法
15.1 質量分析計の概略と原理
15.2 イオン化法
16. 参考文献
17. 索 引
【編集】
日本分析化学会
【編集委員長】
寺 田 喜久雄
【編集副委員長】
二 瓶 好 正
【編集委員】
飯 田 芳 男, 小 熊 幸 一
篠 塚 則 子, 角 田 欣 一
長谷川 佑 子, 藤 枝 修 子
内容説明
本書は、代表的な機器分析法のうち13を選び、学部学生や企業における初心者教育のための教科書、副読本として企画。各機器分析法の原理を理解できる。
目次
物質と電磁波との相互作用―電子
原子吸光・蛍光法
原子発光法
X線分光分析法
放射化分析法
イオン選択性電極
ボルタンメトリー
物質と電磁波との相互作用―分子
紫外・可視吸光光度分析法
蛍光・りん光法〔ほか〕



