目次
序―熱の物理学
現象論としての巨視的熱力学
エントロピー概念の導入
外部からの熱によって動く熱機関―カルノーサイクル
希薄気体に関するマクスウェルの分子運動論
熱力学の展開―1成分系
分子の数量(モル)が示す効果―1成分系への化学ポテンシャルの導入
電解質電池の熱統計物理学―「仕事」と呼ばれるもの
電解質水溶液における電気伝導の物理
多成分系への発展―化学ポテンシャルを理解の中心にして
化学平衡の記述―成分間で反応が起こる場合
表面張力の熱力学
水の不思議
付録 イオンの周りに集まるイオンの効果
著者等紹介
夏目雄平[ナツメユウヘイ]
1946年長野県に生まれる。1975年東京大学大学院理学研究科博士課程修了、理学博士。現在、千葉大学大学院理学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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