出版社内容情報
〔内容〕宇宙と時間/曲面と超曲面/閉じた空間・開いた空間/重力場の方程式/膨張宇宙モデル/球対称な星/相対性理論と量子力学/自由粒子/水素類似原子/電磁場の量子化/くり込み理論/ラム・シフト/超多時間理論/中間子の質量/他
内容説明
本書ではアインシュタインの宇宙論とディラックの電子論を解説する。
目次
空間と時間
曲面と超曲面
閉じた空間、開いた空間
テンソル
球面の曲率テンソル
重力場の方程式
宇宙論
一様な空間
エネルギー運動量テンソル
膨張宇宙モデル〔ほか〕
著者等紹介
戸田盛和[トダモリカズ]
1917年東京に生まれる。1940年東京大学理学部物理学科卒業。現在、東京教育大学名誉教授。ノルウェー王立科学アカデミー会員。理学博士
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感想・レビュー
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PapaShinya
1
戸田さんと言えば、おもちゃの科学。そして、非線形非平衡。その戸田さんがなんで宇宙論?素粒子論?と思ったが、内容的には、30講シリーズの相対論が相対論Ⅰなら、この本は相対論Ⅱ。あるいは、相対論の宇宙論と量子力学への適用。数式を追うのは大変ですが、わかりやすく書かれている。後半は、ディラックの相対論的量子力学の話。電子の本質について詳しく書かれており、素粒子はあまり出てこない。朝永の繰り込みとか・・・ファインマン・グラフでしょ、普通。https://amzn.to/3Os1Q9D2022/06/18
home alone
0
相対論と相対論的量子力学だった。素粒子はあんま出てこない。相対論と量子力学はあんま説明ないから他の本読んだ方が良いと思う。個人的には面白い本。ディラック方程式とかたのしい2012/09/08