出版社内容情報
〔内容〕量子/粒子と波動/シュレーディンガー方程式/古典的な極限/不確定性原理/トンネル効果/非線形振動/水素原子/角運動量/電磁場と局所ゲージ変換/散乱問題/ヴリアル定理/量子条件とポアソン括弧/経路積分/調和振動子他
【目次】
1. 量 子
2. 粒子と波動
3. シュレーディンガーの方程式
4. 古典的な極限
5. 波 束
6. 不確定性原理
7. トンネル効果
8. エネルギー固有値
9. 調和振動子
10. 非線形振動
11. 水素原子
12. 角運動量
13. 電子のスピン
14. 電磁場と局所ゲージ変換
15. 定常状態の摂動法
16. 電磁場による摂動
17. 時間的変化の摂動法
18. 散乱問題―ボルン近似
19. クーロン力による散乱
20. 散乱と位相のずれ
21. ヴィリアル定理
22. エネルギー固有値と変分法
23. 交換関係
24. 量子条件とポアソン括弧
25. 行列力学
26. 行列力学と波動力学の関係
27. 作用積分と波動方程式
28. 経路積分
29. 調和振動子
30. 経路積分の摂動法
31. 索 引
内容説明
本書では、1個の電子、あるいは1個の原子の運動、すなわち1体問題を主なテーマとして量子力学の大筋を解説する。
目次
量子
粒子と波動
シュレーディンガーの方程式
古典的な極限
波束
不確定性原理
トンネル効果
エネルギー固有値
調和振動子
非線形振動〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
PapaShinya
1
戸田さんと言えば、非線形。その戸田さんが量子力学?と思ったが、これがまたなかなか。最近では、量子力学はコモデティ化してしまって、最初からブラ・ケット、前期量子論はいらん、みたいになっていますが、深く勉強すればするほどスッキリしなくなる。本書を読めば、なぜ、すっきりしないのかが何となくわかる。ただ、本書を味わうためには”教科書”で相当勉強しておかないとダメ。古典力学や電磁気学も。この30講シリーズは、戸田流の物理ミニマム。基礎力、衰えたなと実感。 https://amzn.to/3mhecVP2022/06/05
galoisbaobab
1
無理・・・。(腑に落ちない→他の教科書→腑に落ちる)を可算無限回繰り返す途中で発散しました。いつか戻ってくることもあるのかも。(たぶんない)まぁ、いつまでに、、、という目標はないのでのんびりと。2014/11/01
らんまる
1
はっきり言ってゴミの様な本。もっとも痒いところに手が届かない本。一度、量子力学を概観していない限り、この本を読みとおすのは不可能であろう。経路積分法の導入部分が詳しい外は評価すべきところはない。2010/10/22