内容説明
健康科学における介入実験と観察研究の基本的デザインとデータ解析、医薬品開発における倫理的法的側面と臨床試験計画の統計的原理について解説。
目次
1 健康科学の研究様式と留意点
2 臨床研究の倫理的法的側面:ヘルシンキ宣言、倫理指針、GCP
3 統計科学的研究とは:臨床試験計画の統計的原理
4 臨床試験・観察研究のデザインとデータの特徴
5 健康科学データに基づく統計的推論の特徴
6 一般化線形モデルの基礎
7 一般化線形モデルの健康科学研究への応用
8 持続期間・生存時間データ解析
9 経時データの解析法
著者等紹介
椿広計[ツバキヒロエ]
1956年東京都に生まれる。1988年東京大学大学院工学系研究科工学博士取得。筑波大学大学院ビジネス科学研究科教授を経て、統計数理研究所副所長、リスク解析戦略研究センター長、データ科学研究系教授、総合研究大学院大学統計科学専攻教授
岩崎正和[イワサキマサカズ]
1952年広島県に生まれる。2005年筑波大学大学院ビジネス科学研究科経営学博士取得。米国で統計学を研鑚後、医薬品研究開発企業で臨床研究統計家として開発実務および医学・臨床統計学にかかわる統計手法の研究に従事するかたわら、長年東京農工大学大学院工学研究科で教鞭をとる。医薬品研究開発企業の研究開発部門の臨床研究統計家を経て、慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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