出版社内容情報
「どのように作られたのか,作るのか」に応えるべく,基本的事項から実際の技術を平易に解説。〔内容〕モデリングの仕組みと高度な技法/レンダリングの仕組みと高度な技法/ドローイングの仕組みと高度な技法/ライブラリ/次元出力/他
内容説明
本書は、これまでコンピュータグラフィクスにはあまり縁がなかった方々を対象に、コンピュータグラフィクスで用いられている主要な概念や技法をできるだけわかりやすくとりあげています。本書でとりあげたテーマは、コンピュータグラフィクスとしてかなり確立したものだけではなく、最近・将来のテーマについても含まれています。これらの中には、今後のコンピュータグラフィクスの応用に関するいくつかのヒントが隠れているでしょう。
目次
コンピュータグラフィクスで図絵を生成するとはどういうことか
モデリングの仕組み
レンダリングの仕組み
ドローイングの仕組み
高度なモデリング技法
高度なレンダリング技法
高度なドローイング技法
ハードウエアと対話技法
グラフィックライブラリ
新しい動き
コンピュータグラフィクスにおける数学の基礎
著者等紹介
宇野栄[ウノサカエ]
1946年富山県に生まれる。1969年東京大学理学部卒業。1971年東京大学大学院理科系研究科修士課程修了。1971年日本アイ・ビー・エム(株)入社。東京サイエンティフィックセンターおよび東京基礎研究所においてCAD、コンピュータグラフィクスの研究に従事。この間、1986年‐1987年に米国IBM T J Watson研究所勤務。現在、開発製造部門の人事部門において技術者の育成に力をそそいでいる。1985年から、コンピュータグラフィクス関連の標準委員を務め、国際会議日本代表、国内委員会主査などとしてコンピュータグラフィクスの標準化活動に参画
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