出版社内容情報
新潮文庫創刊一〇〇年記念第9弾。吉村昭、村上春樹、川上弘美に吉本ばなな――。読後の興奮収まらぬ、三選者の厳選16編。
阪神大震災の発生と復興。携帯電話の普及。変わるものと変わらないもの。世紀をまたぎ生まれた、至極の16編。辻原登「塩山再訪」/吉村昭「梅の蕾」/浅田次郎「ラブ・レター」/林真理子「年賀状」/村田喜代子「望潮」/津村節子「初天神」/川上弘美「さやさや」/新津きよみ「ホーム・パーティー」/重松清「セッちゃん」/村上春樹「アイロンのある風景」/吉本ばなな「田所さん」/山本文緒「庭」/小池真理子「一角獣」/江國香織「清水夫妻」/堀江敏幸「ピラニア」/乙川優三郎「散り花」
内容説明
未読スルーは、もったいない。本読みの匠も驚愕、感涙、破顔した!厳選現代文学。新潮文庫100年記念出版。
著者等紹介
池内紀[イケウチオサム]
1940(昭和15)年兵庫県姫路市生れ。ドイツ文学者。翻訳、評論をはじめ、エッセイ、人物列伝、演芸・歌舞伎論など、執筆範囲は多岐にわたる。訳書に『ファウスト』(毎日出版文化賞)、『飛ぶ教室』、著書に『恩地孝四郎』(読売文学賞)、『海山のあいだ』(講談社エッセイ賞)
川本三郎[カワモトサブロウ]
1944(昭和19)年東京生れ。文学、映画、旅を中心とした評論やエッセイ、翻訳など幅広い執筆活動で知られる。著書に『大正幻影』(サントリー学芸賞)、『荷風と東京』(読売文学賞)、『林芙美子の昭和』(毎日出版文化賞)
松田哲夫[マツダテツオ]
1947(昭和22)年東京生れ。編集者、書評家。’70年に筑摩書房入社後、浅田彰『逃走論』、赤瀬川原平『老人力』、天童荒太『包帯クラブ』、『ちくま文学の森』など数々のベストセラーを生み出し、“ちくま文庫”を創刊する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
みつ
メタボン
A.T
辛口カレーうどん