統計ライブラリー<br> 臨床検査への統計学

統計ライブラリー
臨床検査への統計学

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  • サイズ A5判/ページ数 184p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784254125269
  • NDC分類 492.1

出版社内容情報

医療の現場で臨床検査に直接・間接に携わっている人に統計学的考え方とその応用を豊富な例題で解説。〔内容〕序説/確率と確率分布/統計学的推測の基礎/仮説検定の実際/精度管理/正常範囲の推定/臨床検査診断の評価/個人差の評価/他

【目次】
1. 序説
2. 確率と確率分布
2.1 確率変数と確率分布
 2.2 確率分布の特性値
 2.3 確率分布のいろいろ
3. 統計学的推測の基礎
3.1 母集団と標本
 3.2 標本の分布型
 3.3 標本統計量
 3.4 推定・検定の考え方
4. 仮説検定の実際
4.1 正規性の検定――歪度と尖度
 4.2 飛び離れた値の棄却検定――Grubbs-Smirnov検定
 4.3 2群の平均値の差の検定
 4.4 3群の平均値の差の検定
4.5 順序カテゴリーの分類に基づく群間比較
 4.6 比率の差の決定――X2検定,Fisherの直接確率計算法
 4.7 相関係数と回帰直線
5. 精度管理
5.1 誤差
 5.2 許容誤差
 5.3 管理図
 5.4 異常データの発見
6. 正常範囲の推定
6.1 正常範囲の定義
 6.2 健常者標本のサンプリング
 6.3 健常者集団より推定する方法
 6.4 患者集団より推定する方法
6.5 回帰による方法――層別の問題
 6.6 多変量正常範囲
7. 臨床検査診断の評価
7.1 検査の評価尺度
 7.2 cut-off点の推定
 7.3 感度・特異度の比較
8. 個人差の評価
8.1 個人差があるとは
 8.2 個人間・個人内分散の推定
 8.3 個人差の統一的尺度
 8.4 個人の正常範囲の推定
8.5 相関係数と個人差
9. BASIC プログラム
10. 付 表
11. 索 引

内容説明

本書の内容は,基本的な考え方に重点を置いたので,必要最小限の数式は用いたものの,豊富な例題により,考え方の応用をわかりやすく解説したつもりである.本書のねらいは大きくわけて二つある.一つは,医師・臨床検査技師を中心とした医療の現場で臨床検査に直接・間接にたずさわっているすべての人々に統計学的考え方とその応用を理解していただくことであり,もう一つは,臨床検査技術学校・医学部などの将来臨床へ進む学生のための統計学の教科書として利用していただくことである.

目次

確率と確率分布
統計学的推測の基礎
仮説検定の実際
精度管理
正常範囲の推定
臨床検査診断の評価
個人差の評価