出版社内容情報
コンピュータ内部での数の扱い方から始めて，最大公約数や素数の見つけ方，方程式の解き方，さらに名前のデータの並べ替えや文字列の探索まで，コンピュータで問題を解く手順「アルゴリズム」を中心に情報処理の仕組みを解き明かす
内容説明
本書では、コンピュータの中で、整数や実数がどのように表されているかというような、一度に扱える桁数などは増えても、本質的なところに変化のないことがらを説明する。また、ハードウェアの進歩だけではなく、処理をする手順、いわゆるアルゴリズムをくふうすることで処理を高速化できるが、そのようなことを勉強する上で、前提とされる知識を説明した。
目次
１ アルゴリズム（アルゴリズム；プログラム ほか）
２ 整数について（１０進数、２進数、そしてβ進数；累乗の計算のアルゴリズム：２進表現を利用して ほか）
３ 実数について（実数の２進表現；浮動小数点数）
４ 方程式の数値解法（解析学の初歩の復習；多項式の計算 ほか）
５ ソートとサーチのアルゴリズム（ソートのアルゴリズム；サーチのアルゴリズム ほか）
著者等紹介
山本慎［ヤマモトマコト］
１９５３年東京都に生まれる。１９８２年早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了。現在、中央大学理工学部教授。理学博士
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