目次
文明の危機と民族移動
1 西ユーラシア(3000年前の気候変動と宗教革命;遊牧騎馬民族スキタイの侵入;ホメロスのみた世界;文明史のなかのユダヤ教)
2 南アジア(洪水と旱ばつのモンスーンアジア;インダス文明―その盛衰の道;南アジア“暗黒時代”の解明―紀元前1000年代のダイナミクス;東南アジア的世界成立のプロローグ―紀元前2000年前後の大陸部東南アジアの変動)
3 東アジア(極東の植生と環境の変動;言語からみた東アジアの民族移動;良渚文化の滅亡と「越」的世界の形成;中国的宇宙観の出現)
4 日本(縄文晩期に消えた内湾と現れた低湿地;日本の稲作の始まり;ソバ栽培の起源と伝播;稲作の伝播と日本神話の変容)
著者等紹介
安田喜憲[ヤスダヨシノリ]
1946年三重県に生まれる。1974年東北大学大学院理学研究科博士課程退学。現在、国際日本文化研究センター教授。理学博士
林俊雄[ハヤシトシオ]
1949年東京都に生まれる。1979年東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。現在、創価大学教授。文学修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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