科学史ライブラリー<br> オランダ科学史

科学史ライブラリー
オランダ科学史

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  • サイズ A5判/ページ数 229p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784254105735
  • NDC分類 402.359
  • Cコード C3340

出版社内容情報

「ヨーロッパの華」オランダ科学を通覧する広い視野からの科学史。訳者による日蘭交流史を付す。〔内容〕「才人」たち/大学の学者と貴族/啓蒙に仕する科学/再組織化と復興/専門職業化と規模拡大/戦間期の科学/植民地の科学/戦後の科学他

内容説明

本書では科学という概念を広くみなし、数学や技術、そして医学のいくつかの基礎分野も含まれている。テーマとなるものは、オランダ(とかつての海外領土)における自然科学、あるいは研究がオランダ人によって行なわれたものである。実際よりもより明確であるようにみえる時代区分を選び、始まりは、おおよそ自立した北ネーデルランド諸州連合の出発と同じであり、終わりは第二次世界大戦の頃にある。目で見てわかるような一定の内容を与えることができる図版を多く選んだ。

目次

1 ステヴィンの周辺の「才人たち」―1580‐1620
2 大学の学者と貴族たち―1620‐1700
3 啓蒙に仕する科学―1700‐1795
4 再組織化と復興の始まり―1795‐1870
5 専門職業化と規模の拡大―1870‐1914
6 両大戦間期のオランダ科学―1914‐1940
7 植民地における自然科学
エピローグ 戦後の自然科学研究
日蘭科学交流小史―解説に代えて