目次
1 フラクタルとは何か?
2 自然界のフラクタル
3 コンピュータのフラクタル
4 理論的なフラクタルモデル
5 フラクタルを扱う数学的方法
6 フラクタルの拡張と注意
著者等紹介
高安秀樹[タカヤスヒデキ]
1958年千葉県に生まれる。1985年名古屋大学大学院博士課程修了。現在、ソニーコンピュータサイエンス研究所・理学博士。『フラクタル』にて第2回日刊工業新聞技術・科学図書文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kikuyo
21
数式などはスルーしながらだが興味深かった。フラクタルの性質は「特徴的な長さをもたないような図形や構造」。図形の一部分を拡大してみると同じような形になっているという自己相似性のこと。積乱雲や川、草や木などもそう。デタラメに存在しているかのようなものが以外にフラクタル構造だったりする。数式やプログラミングの部分はやはり難解。フラクタル次元が非整数値ということがピンとこない…。2016/07/15
オザマチ
3
フラクタルの第一人者である著者が、その基礎について解説した本。自己相似性などの概念に関しては高校生でも背伸びすれば理解できると思うけど、後半部分はなかなか難しい内容。また、自然科学や計算機との関わりについても多くの例を挙げてくれる。2013/05/28
篁
0
じっくり読むには詳細が抜け落ちすぎてて(そして自分にはそれを補えるほどの物理力がなくて)、じゃあさらっと読もうとすると、あまりためにならない。数学的記述が整備されてない時代の本なのかな…?2016/09/23
よみよみおじさん
0
ちょっとしたきっかけで、興味を持ちどんなことなのか?調べてみました。私たちの身の回りにもあったりするのかもしれませんね。(笑)2020/02/29