ちくま新書<br> ドキュメント日本会議

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ドキュメント日本会議

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480069658
  • NDC分類 361.65
  • Cコード C0231

出版社内容情報

国内最大の右派・保守運動とされる日本会議。改憲勢力の一角を占め、国政にも関与してきた。謎めくこの団体を徹底取材し実像に迫る!

藤生 明[フジウ アキラ]

内容説明

改憲勢力の枢要な一角を占める日本会議。いまだ謎を残すこの組織は、八〇年代以降、領土や教育、靖国、国家像などに関する保守派の運動に、事あるごとに関わってきた。会員約四万人を擁し、全国各地に地方支部を築くに至ったこの組織は、どのように形成され、いかなる戦略によって国政に関与し、どこへ行こうとしているのか?関係者への丹念な取材と、膨大な一次資料によって、日本会議の真実に迫る!

目次

第1章 発端―打倒全学連
第2章 転機―三島事件の衝撃と脱教祖
第3章 「神聖なる国家」という思想
第4章 教育「正常化」運動―憲法改正の前哨戦
第5章 靖国神社「国家護持」
第6章 日本会議、結成
第7章 揺れる思想

著者等紹介

藤生明[フジウアキラ]
1967年、埼玉県生まれ。91年、朝日新聞社入社。長崎支局、筑豊支局などをへて、AERA編集部へ。10年余り在籍し、記者・デスクとして石原都政、右派言論のほか、創価学会などの宗教分野を重点的に取材。現在、編集委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハイランド

80
巷で噂の日本会議の成り立ち、そして今に至るまでの活動を記録した一冊。あとがきで「『安倍政権を陰で牛耳る』といった日本会議批判は過ぎた表現」と記しているが、まさかこんな人までという名前が活動に関わっているのも事実で、けして影響力が小さいとは言えないという印象を持った。活動の目標は明治維新以後の戦前の"強い"日本への回帰であり、三島由紀夫の自決といったヒロイズムが底流にあるのであれば、情緒に訴え容易に国民的ムーブメントになる危険性を孕んでいる。ここで歯止めとなるのはかつての加藤紘一のような保守リベラルなのか。2017/08/23

おさむ

46
菅野完の研究本がベストセラーになり、俄然注目されるようになった日本会議。生長の家の信者学生らが中心となり、40年以上にわたり、東京裁判史観の否定、家族主義の復活などを唱えて、自民党保守派に影響を与えてきた。先ずは地方を固めて中央に波及させる手法が「草の根運動」の名の下に成功しているんですね。日本社会が右傾化してきた今だから、その実態が顕在化してきたと言えます。彼らの最終目標である憲法改正が現実味を帯びるなか、どういった活動や戦略を仕掛けてくるのか、注目していきたい。2017/05/17

壱萬参仟縁

45
これを書いているのは、7月10日の夜。つまり、共謀罪施行の前日、数時間前となることを断っておく。だから、下手なことは書かない(し、書けないと自覚する)。1966年長崎大学有志の会が、自治会選挙で左翼学生に利したことに端を発する(016頁)。「自主憲法制定国民会議」という団体は、岸信介が長く会長を務めた改憲団体の老舗(053頁)。葦津珍彦は右翼の草分けである玄洋社を設立した頭山満(とうやまみつる)の最晩年の弟子。2017/09/08

おかむら

42
朝日新聞記者による日本会議解説本。1966年長崎大学から始まる「明治大好き人間」たちが地道にコツコツやってきた運動の成果がもしや今花開こうとしてる? 去年何冊か続けて出た日本会議研究本よりもやや落ち着いて書いてある印象。三島由紀夫や公明党との関わりを取り上げたのは新しい。やはりヒシヒシと怖いよこの人たち。真剣味がすごい。近い将来歴史の教科書といえば山川じゃなくなってるかも? あと11月3日が文化の日じゃなくて明治の日になるかも? どっちでも祝日だからいいやと放っとくと日本変な方向に行きそうで怖い…。2017/10/26

よこしま

26
地方から中央へ◆日本会議の大元から始まり時系列に彼らのやってきてたことが描写されている。朝日新聞の記者が批判的でもなく、客観的に述べているのが特徴。◆弱体だった保守団体が何故、今は好き放題に政治を動かせるのか。その変わりようももう少し描いてほしかった。2017/09/24

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