目次
１ 人間の求めているもの
２ 地球の歴史と生命の誕生
３ 生命進化３０億年と人間
４ サルの大脳皮質研究を通して見た人間
５ 動物行動学から見た人間
６ 動物行動研究者の見た生命の尊厳
７ ヒトの大脳とその成熟
８ 脳の進化と人間
９ 脳の生理学から見た生命の尊厳
１０ 科学のあり方に思う
１１ 患者と医師―人間理解へ向けての医療
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
n-shun1
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知性と感性。人間発達における身体的神経的発達と経験学習の交互作用。どちらかだけを見ること，「知」ばかりを見ることの不完全性。測定可能な知への偏重。測定可能なので扱い易い。扱い易いものばかりしていても本来の性質は見えないし，ゆがめられる。性質の顕在化。完成をいかに高めるか。 p.17 知性も感性もバランスよく機能させ，科学も哲学も宗教も互いに近い立場にあるという立場に立てばそれなりの新しい理解に近づくのでは。2021/03/24
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