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出版社内容情報
最悪の使者が降臨。
文禄の役、休戦に向けた和平交渉が行われる!
いかにしてその会談は行われたのか。そこには壮絶な駆け引きと騙しあいが…!
さらに、豊臣家待望の嫡男であり、ラストエンペラー豊臣秀頼誕生秘話が明かされる。
――彼は本当に豊臣秀吉の子、だったのか…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のぶのぶ
24
前巻よりの朝鮮出兵のこと、知らないことばかり。ドラマや学習でもあまりやらないところ。宇喜多秀家や加藤清正、小西行長だったら、やるしかないかも。寒さに凍傷、疫病、兵糧の調達がない状態は地獄。明も最終時期、秀吉軍の侵攻には対応できない状態。どちらも嘘で和平を。でも、残された朝鮮の宮城、漢城は地獄絵のごとき。それから、茶々の懐妊、やっぱりみんな疑いをもっていたのだろう。茶々の大河ドラマがあったら、どろどろだろう。豊臣秀次の博識だったのは驚きで、人は環境も大事であることに納得。豊臣の系統は残っていないのかなあ2025/02/20
Tomoichi
15
小西行長が可哀想過ぎる。加藤清正は法華信者だし、このあたりも対立の原因かと思うけど黒田長政はクリスチャンだし。豊臣家滅亡の幕が開く。秀頼が産まれなければ、どうなったのか?今回も重苦しい。2025/02/24
ちいたけ
2
(紙)かわいそうな小西さん。茶々、すげえな。2025/02/22
すうさん
1
秀吉の「デマルカシオン」は「三国支配」だった。つまり中国、朝鮮の支配が目的。しかしそれには本人の寿命、そうして秀吉の分身たる後継者不在が障害になった。「種なし」秀吉が妾の茶々の子供を自分の血縁がないのも知りながら後継として容認していた(らしい)のも因縁であり茶々自身は秀吉に乗っ取られた信長の血を引く孫であるのも因縁。戦国時代はまさに女(娘)子供を手段として権力を伸ばしてきた。いや平安時代の藤原氏たちも天皇の姻戚として絶大な権力を誇ってきた。日本の歴史はまさに「家」という「血縁の歴史」が描かれてきたのだ。2025/03/19
Hiroki Nishizumi
1
後世の資料だと秀吉の唐入りは可能であったとは驚き。それなら信長が生きていれば東アジアの近世は様変わりしていたわけか。決して良いとは思わないが、なんだか凄いな。2025/03/09
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- 新訳建礼門院右京大夫集