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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅうと
27
このコミックは、田中角栄の若き日々を描いた成功物語です。1934年、何もない少年角栄が東京に来ます。 才能と野心にあふれた角栄は建築事務所を立ち上げ、理研の大河内所長から難しい仕事を任されます。寝る間を惜しんで働き、会社を成長させながら、兵役で満州へ行くことになります。 今まで、あまり知られていない角栄の若い頃の苦労と成長を現代に伝えます。小学校卒業から総理大臣まで上り詰めた、昭和最大の成功物語の幕開けの1巻です。2024/07/02
akihiko810/アカウント移行中
24
「疾風の隼人」の池田隼人伝の次に大和田秀樹が選んだのは、田中角栄伝!角栄の成り上がりを描く。 「疾風の隼人」にも角栄は出てきたはずだが、装い(見た目)あらたに角栄の話。マンガで角栄伝なんて面白くないわけないのだが、「疾風の隼人」がたしか打ち切りで終わったので、今回は打ち切り回避で終われるのだろうか、という不安がある。テンポよくかつ緻密に描くのは難しそうだが、なんとか完走してほしい。ていうかロッキードまでやるのだろうか2021/07/11
highig
14
( ^ω^)時は1934(昭和9)年、田中角栄十五歳上京。後に今太閤と呼ばれる不世出の政治家が身一つで郷里新潟から三国峠を越え帝都東京に降り立つ。上京、下働き、土建業起業、そして徴兵・・・後の政治家 田中角栄の核となる戦前戦中の濃密な経験、まだ何者でもなかった男が田中角栄になっていく過程を描く第一巻。前作『疾風の勇人』は官僚出身の池田勇人を描いた為か人間の上下関係の描写に重きを置いたが、本作は人たらし、田中角栄を描くだけに横の人間関係も丁寧に描こうとする姿に好感。これは是非最後まで描ききってほしいですお。2020/06/07
金目
13
大和田秀樹が描く、昭和最強の成り上がり男。疾風の勇人が終わっちゃった時は残念だったけど、こちらも文句なく面白い。土方仕事からバックレたガキが、3年後には社長になって親方をあごで使う側になるとか、下手なフェイクションよりよっぽどスカットする。男が男を値踏みするとか、すり切れたらそこまでの男とか、いちいち古くさいけど、まさにそういう時代の物語ですね。総理になるまで続いてほしい2020/06/16
ツキノ
11
なにせ勢いがある描き方で田中角栄にぴったり。2021/03/27
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