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出版社内容情報
実家にて父と再会し、強さ以外の大事なことを教わった三田。
自分の道を模索して“大人”への道を歩み始めた三田が、最後に向かい合うのは
やはり大黒愛護学園の学園長・大渋一二三で…!?
“大人”と“子ども”の狭間で揺れる超少子化時代の近未来SFサンタクロースヒューマンドラマ、最終巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さとみん
9
ラストを見届けてしみじみ思うのは、大渋が裏の主人公だったなあということ。年齢という基準を外すと「子ども」と「大人」の線引きはとても難しい。何事も一人でこなせるようになるのが大人だと決めてしまうと、大事なことが抜け落ちてしまう。それを突きつけたサンタの言葉に痺れた。ちょっと最後は予想外の方向だったが、「そっちにいくんだ!?」と驚かせてくれる作者の持ち味がかなり好きだ。2024/10/19
にぃと
9
色んな出来事を経験した三田の前に立ちふさがるのは大渋学園長。最後はここに戻ってきて、そして決着をつけて大人になっていくというのは確かにふさわしい。そして物語のその後、大人になった彼らの姿が、けっこうなボリュームで描かれたのはよかった。まだまだ続くと思っていたのでこの巻での完結は驚きだったが、特に最終回はこの作品、この世界でできるかぎり最大のハッピーエンドって感じで好き。2024/10/12
ミキ
7
最後まで読めて本当に良かったです。大人と子どものユーモラスな描き方の虜になりました。2024/10/09
甘栗
6
学校からの旅立ちは、『BEASTERS』レゴシを彷彿とさせる。卒業証書をもらってからが・・・とおもいきや、割と唐突気味に終了。最終的に幸せな同級生たち、二胡と結ばれてた(プロポーズを果たした)サンダ、冬村一会って・・・、いろいろと余韻ものこしつつで。そして最終、イイトコ持ってたのは二胡でも冬村でもなく、10組の生田目。 そして、サンタにふさわしいラストに、お疲れ様、三田。2024/10/14
Y
3
再読。サンタやトナカイ以外のなまはげとかそういうのが出てきてからついていけなくなったんだよなぁとしみじみ思い出した。面白いんだけどねぇ。 大渋学園長がいたからこそ最後まで読めた漫画だったなぁとしみじみ思う2025/03/29