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出版社内容情報
65歳を過ぎ夫と死別したうみ子は、数十年ぶりに映画館を訪れる。そこで海(カイ)という映像専攻の美大生に出会い、うみ子は自分は「映画が撮りたい側」の人間なのだと気付かされる。美大に通い映画づくりを学ぶという選択をしたうみ子。その中で、うみ子は海を映画に撮ることを決める。そんな彼女に対し、海から突然の告白がーー!? 心がざわついて止まない、最新2巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キムトモ
77
なんか思ってたのと違う展開になってきたなぁ〜(ノ-_-)ノ~┻━┻もっと技術論的な展開を期待してたのに…2022/10/18
keroppi
70
この本の読者の多くは大学生側の視点なのだろう。私は年齢的に言って、うみ子さんの視点。だから、うみ子さんが作る映画に対する「経験不足かなぁ」とか「全部どっかで見たことあります」とかいう批判が効く。確かに年を取ると自然な自分を曝け出しにくくなると思う。海との関係も気になるが、うみ子さんの作る映画がどうなっていくかの方が気になってしまう。2022/09/02
nonicchi
41
本人は全く自覚がないみたいだけど、海くんがとても魅力的。うみ子さんも後輩のグチも惹かれてくの、わかるなあ。恋する気持ちが解らない、アロマンティックアセクシャルかもしれないところもミステリアスさが増す。だから妙な奴も引き付けられてやって来る。うみ子さんと海くん、お互いをメインにした映画を作ろうとする過程でどんな事が起こるのか。ゆるゆると楽しもうと思ったけど、これは最新刊まであっという間に読んでしまいそう。2023/09/03
konoha
41
美大で映画を撮るうみ子と海の世界が広がり、1巻より面白かった。うみ子と海の関係の変化が丁寧に描かれている。絵もストーリーもシンプルで柔らかくて好き。登場人物の横顔や見上げる表情に惹きつけられる。2巻はグチが良かった!学生それぞれの映画への関わり方の違いを知り、うみ子はさらに映画作りと向き合っていく。飲み会、クラブ、バイト‥大学生活も美大生のノリが新鮮。2022/03/25
雪紫
40
うみ子さん行動的。周りと馴染む。そして焦る。どう表現していいかわからないけど手近な言葉で言うと同志な感じ。・・・少し落ち着いた時に最後のあれはかき回す感じが。全体的に落ち着いたトーンの中、どんな刺激が来るのやら。2023/06/21