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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジロリン
12
相変わらずの圧倒的なセリフの多さ。とてもマンガとは思えないほど読了に時間がかかるwけど、やっぱり抜群に面白い。今巻はショッパい郷愁を誘う、というよりリアルタイムにショッパいエピソードが多かったような。同級生女子ズに自室を強襲され〈ハーレム状態〉にテンパリまくる右佐に大笑い。なぜかバーグマンと2人きりで帰宅する流れになった刀禰の妙にリリカルな情景にキュン!別れ際にチラリと微笑むバーグマン…惚れてまうやろがぁw2020/05/21
∃.狂茶党
8
表紙画すらなく、本編だけのストイックな作りに、今回おまけ漫画がついている。 この漫画作者独特のコマ割りで、本の天地に模様が発生してる。 ようやく世界に馴染みが出たので、キャラの掛け合いを楽しむ。 作者らしい詩的な描写が今回クローズアップされる。 ほんとに、誰が主役でもない状態でずっと描いていくんだ。2024/04/14
kanon
7
当時は全然何とも思ってなかったけど今思えば青春だった、こういうちょっとした女子との会話を覚えていられたら良かったなと思った。。何も覚えてないからこそちょっとした会話なのかもしれないけれど。それにしても阿部先生は男女それぞれの気持ちをよくわかっている。2020/05/11
オジャオジャ
6
色々わちゃわちゃハーレム作ったり屁理屈を言い合ったりしてるのに最後のバーグマン×刀禰の詩的なモノローグ演出にキュンと来てしまった。散々騒いでたのにいきなりこんな透き通った美しい青春を描いた物語描いてくるのずるいわ。2020/10/27
プロムナード
6
素晴らしかった……。表紙のバーグマンさんにぐっと惹きつけられてからの、兵庫弁(?)ブーストによる天才的言語センスのオフビートギャグ、そしてラストに差し込まれるリリカルな静謐さ! バーグマンさんの微笑みに、幾多の人間が織り成す喧騒とぎこちなさという思春期へむけた作者の優しい視線を感じて泣きそう。デビュー連載作の空灰から進化し続けてここに辿り着き、なお空灰と同じ魂を宿してるところに打ち震えます。しかし……女子が自宅におしかけてタルコフスキー観てばたばた眠り出すってなんて羨ましい中二妄想ラノベ展開……2020/05/17