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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スター
44
1615年、大坂城が落城。徳川家康は、豊臣の残党を根絶やしにすることで、自己の政権の安泰を図る。 そんな状況下、豊臣側の兵藤伊織は用人の貝蔵と共に葉隠谷に逃亡する。 絵は荒削りですが、不思議な魅力のある作品です。2019/06/09
澤水月
36
鬱々とした前作零、緊迫のシグルイから覚悟や蛮勇引力の底抜けの馬鹿さ明るさ妙なエロさ戻ったし超血まみれなのにギャグいっぱい!鬼まじパネェ!てへぺろでやんす!さーせん!コレもしや昨今の桃太郎とかCMブームに果たし状?!シグルイは南條範夫だったが、これはもう山田風太郎それも映画魔界転生的な自由解釈の奔放奇想まくり! もう次が気になる…「七忍」以上出てきそうな勢い。登場人物の名からスターシステムを導き深く考えることもできる作品だが久々に腹の底から笑い絵力に浸れる作品。難しく考えず、たゆたいたい…シマりますように 2015/10/24
トラシショウ。
24
徳川家康が天下統一を果たした直後、世が未だ戦乱の残り香漂う「元和」元年。民兵による呵責ない豊臣残党狩りに曝された豊臣家の生き残り・伊織と、人でなしと打ち捨てられた村の若者・カクゴが出逢う時、護国の炎の龍に選ばれし七人の異形の忍者の戦いが始まる。快作「覚悟のススメ」「シグルイ」の作者の新作は、ひたすらに荒々しく残酷、強烈なまでにバイオレンスな戦国アクション。出世作である「覚悟のススメ」、山田風太郎の一連の忍法帖や、石川賢もかくやのスターシステムまで駆使した濃厚なごった煮感の読み応え(以下コメ欄に余談)。2015/10/23
うめ
22
2ページに一度はメモして保存しておきたいパワーワードが出てくるので、読むのが大変。だけど本気(まじ)格好いい。言葉も熱量も戦闘シーンも数々のギミックも、あと、褌大祭りもなにもかも。やっぱり若先生の描く漫画好き。ほんと好き。一生ついてくわ。2018/12/10
アナクマ
20
ぶっこ抜き〜〜って。どんだけ〜か。外骨格甲冑で身の丈10倍になるらしいラスボス家康の討伐に、全国から参じるワケあり黄泉がえり超人たちの復讐劇。一人目ははい、カクゴ。二人目は素手ゴロ床ドンのひと。◉絵も話運びもクセがすごい。しんどいなと読み進めるが、一巻終わるころには造語までクセになってくる山口節。シグルイとかデビルマン、山田風太郎からの定向進化。2018/02/23