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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
合縁奇縁
71
外伝シリーズ第8弾。「乙女座バルゴ」のアスミタ編。アスミタの本領発揮。溢れる亡者、跳梁跋扈する冥闘士。眼前に広がる終末の光景に、男の慟哭は谺し、そして懐かしき同門のもとへと届いた!!「天暴星ベヌウ」の輝火も出て来るけど、あっさりやられただけでした。冥界に降りたアスミタは、かつて同門であったアヒンサーと出会った。だが、アタバクの冥闘士にアヒンサーは興味を持たれ、彼に取り込まれるも亡者の曼荼羅から脱出しアスミタの身代わりになる。天舞宝輪は圧倒的です。2021/07/30
よねはら
7
アテナと出会ったアスミタの考えがどのように変わったのか、彼の行き着いた「悟り」とは如何なるものだったのか。本編では語られなかったものを知ることができました。これぞ外伝。久々に大荒れの輝火も見られたし、読み応え満点です。2013/08/14
森山樹
7
乙女座アスミタ篇。物語はともかく輝火やユズリハの登場が素直に嬉しい。アスミタと輝火の戦いなんて超燃えるよなあ。惜しむらくはアスミタと戦う冥闘士アタバクにそれ程の魅力を感じなかったことか。割と序盤で姿を消したために戦闘場面に欠けていたアスミタの活躍は楽しめたけどね。輝火とアローンの邂逅を描いた書き下ろし掌編もよかったです。2013/08/08
秋乃みかく
6
乙女座アスミタ編。さすが地上で最も神に近い男のアスミタ編らしく、とっても深~い話でした。悟り問答みたいなのもあったし(笑)今は長~い髪の持ち主であるアスミタが、11年前インドで修行中の子供時代、マルコメ頭だったのはちょっとショックでしたが(ハハハ) 迫りくる聖戦へ向かっていくアスミタの思いや覚悟がひしひしと伝わってきたラストもとても良かった!アスミタはこういう気持ちで戦っていたのだな~と、もう一度本編を読み返したくなりました(^ ^)2013/08/19
ひめやさくら
6
アスミタ編。実を言えば、この外伝中で一番最後と予想してたので、ちょっと意外…彼で話を1本作るのって、難しそうだなというのがあったので(手代木先生のコメントにもそのことが書かれてましたね)。以前から乙女座はシャカよりアスミタの方が好きで、その理由がイマイチ漠然としてたんですがこの巻を読んでみて、「神に近い」と言われても、最終的には人間であろうとする姿勢なのかもしれないと思えましたね。そういう意味でも彼がアテナを語るシーンが好きです。個人的にはこの巻を読んでから、LC本編序盤を読み返すとより深いと思いますね。2013/08/08