感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
D4C
5
正直なところ、なにもかもが終わっていない。調べてみると、アニメや小説など他の媒体でも展開し、さながら幻魔大戦ワールドとでも言うべき世界を構築しているようで、これはあくまでもその一篇であるという事か。俺たちの戦いはこれからだ!的終わり方なので、ある程度の物語的節目まで話を進めて欲しかったかな。2018/01/07
NBかえる同盟
3
こないだ石森氏の特番を見て、『残留思念』で盛り上がったりしているのを見て、懐かしいなと頭の片隅にあったところ、…本屋で強烈に目に入ってきてしまった。兄から借りた本だったのだが、まぁよく中身を覚えてるもんだった。自分の読書の好みの、結構骨格部分を形作っていた本かもしれない。懐かし面白かった。2019/04/14
安土留之
2
1967年、中学生の時に毎週ドキドキしながら読んだ。『週刊少年マガジン』のページを切り取り、保管して何度も読んだ。 再読してわかったのは、壮大な物語だけでなく、丈の成長の物語でもあることが当時の中学生の気持ちを引き付けたのだ、ということ。原作平井和正、作画石ノ森章太郎だけど、幻魔との闘いという壮大な舞台は平井の発想、そして、丈の成長物語という部分は石ノ森の発想なのだろうか。 なお、その後に書かれた‣描かれた『幻魔大戦』には失望ばかりだった。この作品が最高傑作です。2024/11/08
ara_shinya
2
『幻魔大戦 Rebirth』を読む前の復習として読み始めたけど、いやいやこんなに面白かったっけ?文庫版には単行本でカットされていたページが巻末に収録されているんだけど、なんでこのページカットしちゃったんだろう?当時から色々言われていたけど、秋田書店の単行本編集の杜撰っぷりを改めて思い知る事となった。(今はそんな事無いんだろうけどね)2015/05/25
いちみ
1
たぶん再読。 私とこの作品との出会いは、平井さんの小説版が最初だったのだけど、、、この石森+平井版コミックスでは、主要キャラクターの性格がよりわかりやすく表現されているように思う。 というか、83年公開のアニメ映画は、小説版よりかこのコミック版の要素が強かったのだなぁ、、、と改めて認識(結末はぜんぶ違うけど)。2009/05/18
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- 和書
- 書物狩人 講談社文庫