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出版社内容情報
築45年、家賃5万円。たまにおいしいごはんつき。持病を持っている麦巻さとこは、デザイン事務所で週に4回のパート中。引っ越し先の団地で知り合った大家・鈴さんと、何かと面倒を見てくれる料理番・司と知り合って、少しずつ元気を取り戻していきますが?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
137
1巻が売り切れていて買えず、2巻から読みました。私もつい先日体調を崩してしまい、このぐらいののほほんとした漫画しかまだ読めない調子なので丁度よかったです。温泉エピソード、レンタルルーム副業いいなと思いました。麦巻さんのご近所さんも仕事仲間も皆良い人でゆるりとしていてあんな人間関係だけならリラックスして過ごせて自分自身も良い人になるだろうなと思いました。1巻早く読みたいです。2021/12/10
まこみや
90
最も印象に残った箇所は、第12話で、前の会社の同僚が謝りたいと言っているのをさとこが聞いて、キッパリと断るところ。「面と向かって謝られれば、笑って許すしかないし、それは当人がサッパリしたいだけだから」という台詞にはシビれました。基本的には第2巻は新たな展開に向けての「つなぎ」だと言えるかも。今後の伏線になりそうな新しい人物が登場し、既に登場している人物もより奥行きが深まってゆく。特にさとこと司との関係は今後の進展がどうなるのか興味津々だ。鈴さんの役割が鍵なのかな。2022/08/02
nemuro
59
4月1日、NHK「ドラマ10」で始まったドラマは(全9話中)第7話まで(5月13日現在)放送されて、はや佳境。そんなドラマを後からゆっくり追いかける感じに、原作本の第2巻。巻末によれば、「月刊フォアミセス2020年12月号~2021年10月号」に連載の10編(第10話~第18話・番外編)を収録。当然、原作本があってのドラマだが、“観てから読んでいる”今回なので、そうそうこんな場面があったなぁと、ドラマを振り返りながら愉しんでいる。ドラマがキッカケ、初遭遇の漫画家、そして作品。この優しいタッチが実に良い。 2025/05/16
こばまり
55
普段食しているものがその人を表わすのだとブリア=サヴァラン的にしみじみ思う。劇的な事件が起こる訳でもないのに気になる人々。2022/03/06
あや
42
1巻に続いて読了。「辛い目に遭わされた相手に謝られると笑って許すしかなく、許したことで自分はモヤモヤして相手がスッキリする。」 この気持ちには共感しかない。 持病のせいで辛い事もたくさんあるけれど、周りのあたたかい人達に囲まれてじわりと元気になっていくさとこの姿に安心させられる。2025/05/04