ヤングチャンピオンコミックス ブラック・ジャックａｌｉｖｅ 〈２〉 - アンソロジー

手塚治虫

秋田書店（2005/12発売）

• サイズ コミック判／ページ数 282p／高さ 19cm
• 商品コード 9784253149426
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[マーブル]

『エロイカより愛をこめて』の少佐と伯爵のあらたな活躍を読むことがなかなかできないと残念な気持ちの中で見つけたこの作品集。青池氏が選んだ手法は『エロイカ』の世界にほんの少しＢ・Ｊが立ち寄ったという形の読みやすいもの。チャレンジングではないがそもそもの目的は達することができた。ファンが気楽に読めるこの方法もひとつの解答だろう。しかし、その後の作品群を読んでいくうちに様々な思いがよぎってきた。

2024/11/14

[たまきら]

青池さんのジェームズくんとBJの対決がどうしても読みたくて購入したんですが、ついに青池さんの単行本に挿入されたのでさようならします。

2015/08/21

[狂嵐]

欲しくてやっと手に入った！青池先生のが読みたかったんだよなあ(*´∇｀*)相変わらず面長なのと特徴的なギャグがツボです。皆さんブラックジャックを愛していて、手塚治虫先生が好きなのがすごく見てとれる、愛に満ちたアンソロジーでした

2013/12/19

[直人]

BJトリビュート・アンソロジー──ということで柴田先生をはじめ，青池保子先生やいろいろなマンガ家さんがブラック・ジャックの物語を描いている作品。 結構「誰？」という方もおられるんだが。 2006年に出版されているんだが，1993年の番外編後13年ぶりに《紅い牙シリーズ》のランが登場，ブラック・ジャックと共演している。 変身シーンはないんだがな。 これがランの最後の登場だ。

2021/10/24

[やいとや]

青池保子目当てで購入。少佐と並ぶBJというアクの強い画面は最高。顔が長いだのなんだのの野暮は云いっこなしですな。それ以外もキチンとエンタメとして成立させて読み応えある作品ばかりで嬉しい。1巻の体たらくは何だったんだ、と強く云いたい。中でもブラック・ジャックである事を超えて広い意味で手塚治虫テイストを感じさせてくれた乾良彦が個人的MVP。どれも素晴らしいんだけどね。矢張り才ある方々が描くと「似ているか似ていないか」などではなく、どのように消化しているか？が肝になる辺り、1巻との差はデカい。

2020/09/02