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出版社内容情報
九州の片田舎から成り上がるために零戦乗りとなった著者の祖父、安男。「お国のため」なんて思ったことはありません!
戦争美談が蔓延する現在。祖父から聞いた等身大の当時の若者は今とどう違うのか。零戦操縦士エッセイマンガここに誕生!!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
41
漫画。母から勧められて読了。誰もが愛国精神をたぎらせて志願したのではなく、このお爺ちゃんのように、「のしあがりたい」「女にもてたい」「恩給わんさかもらいたい」と思って、志願した人もいることが分かってよかった。こうやって、語り継いでいくことは大事だと思う。新しいタイプの話でした。2015/08/23
akihiko810/アカウント移行中
21
海軍のゼロ戦乗りで特攻兵だった、著者の祖父の話を描いた漫画。印象度B+ お爺さん、お孫さんによくこれだけの証言を残してくれたと思う。農家の11男坊だったために成りあがるために志願した海軍、努力してパイロットになる。しかし戦局は日増しに悪くなり…常に死が隣にある青春。戦争って本当に人の運命を狂わせるんだなと思った。若い頃の写真はイケメンでカッコいい2021/09/11
majiro
11
今時の画風に今時の口調、でも、すごくリアルで面白かった。内面に、訴えるものがあった。2015/10/17
かぽかぽ
8
きっと、作者は使命感で書いたんだと思う。エッセイコミックの名手の作者が、このガチな表紙で挑んだ意欲作。泣かせるし、緊張感の中、笑ってしまうシーンもある。先に逝ってしまった小隊長が、パトレイバーの後藤隊長っぽいと思った。2016/02/22
らいすむ
7
少年は幸も不幸も生まれた時代に左右される。当時は一人前の男になろうと思えば軍人であっただろうし、動機がどうあれそれを目指すのは自然な成り行きだろう。おかれた状況下で最善を尽くし、生き残って戦後日本を支えた先人たちに感謝。 余談だが実家近くの香良洲基地は予科練の基地だったことを初めて知った。30年以上前ゼロ戦の里帰り飛行を見に行ったなあ。2015/08/30
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- 蛇行する月 双葉文庫




