陽だまりの家 - 乳がんに襲われ余命宣告を受けた少女漫画家の家族への

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  • サイズ A5判/ページ数 215p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784253106597
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

でんか

11
乳癌の漫画家さんの闘病記。術前化学療法ー乳房全摘ー術後放射線療法―術後化学療法(ー緩和?)という経過。2つ話が入っていて、一つ目は、病気が発覚して初回治療が終わるまで。二つ目は、一つ目の話のダイジェスト+再発後の治療話。かかわる中での、家族(夫・娘)さんの存在は大きい。最終的に治療は功を奏せず、この世を去ってしまわれるが、遺された者の心の中には、彼女がいる。2017/11/15

りょう

6
くりたさん。かわいい絵の漫画家さん。乳ガン発症から15年、何度も再発と闘って亡くなった作家さんです。その遺作。昨日から、とてもくさくさすることがあって、帰りに、TSUTAYAさんで漫画借りてきたんだけど、そんな気持ちを忘れてしまう、まっすぐで、ちゃんと生きようと思う漫画でした。2018/11/22

みのにゃー

4
年をとってからのガンは治療の必要は無いと思っている私だが、60歳未満の人は治療すべき病気。特に子育てや働き盛りの場合、どうしても体のサインを後回しにしてしまい手遅れにつながる。くりたさんの体験記は貴重。寛解からの再発後がきつい。治療でなく延命と言われながらの抗がん剤治療。亡くなる3日前のメッセージが。すごく頑張って生き抜いたんだ。家族がいたから頑張れたというのもあるんだろう。2020/06/28

TOMTOM

1
普段はマンガを記録することはないのですが、これは特別。くりたさんのマンガはいくつも読んだことがあり、いつも穏やかでほっこりする話が多かったです。乳がんになって、宣告を受けてからの心情が、マンガにすることでオブラートに包まれているんだけれど、それでも切ない。生きることを全うすることで自分が伝えられるメッセージを伝えるづけようとした姿勢、そしてなくなるわずか3日前に書かれたひとことと涙なしでは読めません。心からご冥福をお祈りいたします。そして、ピンクリボンの時期には多くの人に読んでほしい一冊です。2017/09/24

rinrin3

0
少女時代に愛読していた漫画家がガンで亡くなったことを知った。がんと診断されてから15年、長い戦いにお疲れ様といいたい。2017/10/20

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